映画『007』シリーズといえば当初から旅とエキゾチックな舞台がつきものでした。シリーズ第1作目が公開されたのはジェット旅客機の時代が幕開けした1960年代前半。第2、3作目が公開したころには世界中で海外旅行が身近になりつつありました。
第1作目『007/ドクター・ノオ』はよくジェームズ・ボンドの心のふるさとと称されるジャマイカが舞台で、撮影も主にジャマイカで行われました。ジェームズ・ボンドが「誕生」したのは、作者のイアン・フレミングがジャマイカ島の美しい北海岸沿いに所有する「ゴールデンアイ」と呼ばれる別荘でした。
ジャマイカで執筆活動が始まって以来、ジェームズ・ボンドはインド、メキシコ、日本などありとあらゆるすばらしい場所を旅しました。当然ながらボンドは普通の旅人ではなく、世界の料理や上質なワインに関する彼の豊かな知識(と、仕事)は非凡なものですが、旅はボンドの人生の一部であり、誰にでも手が届くものです。
最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、ダニエル・クレイグさん演じるボンドはイタリアから、キューバ、ノルウェー、ロンドンへと旅し、最後にはすべての始まりの地であるジャマイカに戻ります。
映画『007』で旅した中でもっともワイルドだったロケ地はどこですか?
ダニエル・クレイグさん(DC):『007/慰めの報酬』で行ったチリのアントファガスタでしょう。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のプレタイトルシーケンスの撮影地イタリアのマテラについての感想をお聞かせください。
DC: すばらしいロケ地でした。ミステリアスで美しい町です。
旅人としての、ご自分の最初の冒険は何でしたか?
DC: 8歳のときに祖父母と行った北極圏です。
何度も訪れる場所はありますか?
DC: 刺激を与えてくれる都会が好きなので、大きな都市に行くことが多いです。
お好きな都市を1つか2つ挙げてください。
DC: ナポリと、テキサス州のオースティンです。
あなたのパッキングスタイルは?
DC: 出発ぎりぎりに準備!
決まったラゲッジはありますか?
DC: 私のラゲッジはすべてグローブ・トロッターのものです。
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