Place with GLOBE TROTTER

グローブ・トロッターのあるところ
ISSUE.01 TSUYOSHI NOGUCHI
Stylist 野口 強
ISSUE.01
TSUYOSHI NOGUCHI

01 TSUYOSHI
NOGUCHI

Stylist

野口 強

グローブ・トロッターのあるところ 01 TSUYOSHI NOGUCHI Stylist 野口 強

"デザイン性でこれに勝るものはない"

グローブ・トロッターのあるところ 01 TSUYOSHI NOGUCHI Stylist 野口 強

OVER
100 YEARS
OF HISTORY

1897年創業。その100年をこえる歴史の中で本物を知る著名人たちに選ばれ続けているグローブ・トロッター。品格のある佇まい、使い込むほどにその人ならではの歴史が刻まれ、深まっていく魅力。そうした本物のラゲッジは、旅先での経験を特別なものにしてくれるだろう。

グローブ・トロッターのあるところ 01 TSUYOSHI NOGUCHI Stylist 野口 強

30年間使い続けている
野口強のラゲッジ

日本を代表するスタイリストとは誰かと聞かれると、ファッションを生業とする多くの人は口を揃えてこの名を挙げるだろう。「野口強」。長年、ファッション業界を牽引し続け、今なお最前線でモノを選び、スタイルを提案し続けているこの人物が選ぶラゲッジは、グローブ・トロッターである。

「グローブ・トロッターを使い始めたのは、1990年の半ばくらいかな……。今日持ってきた、一番大きなサイズの黒を買ったのが最初です。きっかけは、言うまでもなく見た目の佇まいでした。それに、引き手の位置や形状が使いやすいラゲッジを探していたこともあって、いざ握ってみるとこれは自分にとってちょうど良かったんです」。

最初に買ったという黒のオリジナルという形のラゲッジは、使用してから30年に差し掛かろうとしていて、職業柄、国内外を問わずさまざまな場所へと旅をする野口さんらしい遍歴を感じるディティールを見つけることができる。空港で荷物を預けた時に貼られる無数のバーコードシール、使い込んでいるからこそ表れるアジは美しささえ感じられる。角パーツなど所々、修復歴もあり、まさに野口さんの歴史が詰まったラゲッジといえる佇まいだ。

グローブ・トロッターのあるところ 01 TSUYOSHI NOGUCHI Stylist 野口 強
グローブ・トロッターのあるところ 01 TSUYOSHI NOGUCHI Stylist 野口 強
“片面開きで、余分な仕分けがない箱のような形状だから使いやすい”

“片面開きで、
余分な仕分けがない
箱のような形状だから使いやすい”

グローブ・トロッターのあるところ 01 TSUYOSHI NOGUCHI Stylist 野口 強
グローブ・トロッターのあるところ 01 TSUYOSHI NOGUCHI Stylist 野口 強

海外ロケの多いスタイリストに
ちょうどいい箱型の形状

「ほとんどが海外ロケで使うためのものです。パリだけでも少なくとも年に4回、多い年は14回行ったこともありました。それで、大体30年持っているわけだから、相当な回数を使っていますね。自分の仕事では、日本で借りた洋服や靴を海外で撮影するために大量に運ぶことが多いのですが、そうした時にグローブ・トロッターのラゲッジは横に長いのも良く、ハンガーごと洋服を入れられてうまく収まるんです。そして、片面開きで、余分な仕分けがない箱のような形状だから使いやすい。それに、空港のバゲージクレームで人と被ることが少ないので間違えることがないのも気に入っています」。

グローブ・トロッターのあるところ 01 TSUYOSHI NOGUCHI Stylist 野口 強

最初に買ったという黒色と同じサイズのネイビー色のラゲッジは、旅先で荷物が増えたことで急遽ロンドンで買ったもの。そして、やがて小さなサイズも増えていったようだ。

「ほかのラゲッジブランドだと気にならないんですが、グローブ・トロッターはほかのラゲッジとは混ぜて使いたくないんです。揃えて使いたいからどんどん増えていきました。自分が持っているラゲッジが2輪ばかりなのは、正面の見た目が好みだから。それに、荷物が多いからラゲッジを何台も使います。空港に着けばすぐにラゲッジをカートへ積んでしまう。グローブ・トロッターは、カートに積み上がっている状態が格好良いんです。ホイールを転がして移動することもないので、自分にとっては4輪である必要がないんです」。

グローブ・トロッターのあるところ 01 TSUYOSHI NOGUCHI Stylist 野口 強
グローブ・トロッターのあるところ 01 TSUYOSHI NOGUCHI Stylist 野口 強
グローブ・トロッターのあるところ 01 TSUYOSHI NOGUCHI Stylist 野口 強

そんな、野口さんが持っているグローブ・トロッターの中でも特に貴重なものがある。イギリス空軍へ納入していた時代のラゲッジだ。野口さんとも旧友のスタイリストである馬場圭介さんから譲り受けたというグレー1色で作られた、3種類の大きさのラゲッジは、なんと、使用されていないデッドストックの状態。

「探してもなかなか見つからない貴重なもの。とにかくこのグレーの色味が品良く、すごく格好良い。内側の植物のような柄も珍しいですよね。これは、コレクション用として使わずに大切にしています」。

グローブ・トロッターのあるところ 01 TSUYOSHI NOGUCHI Stylist 野口 強

必要最低限なものこそ
決まって見た目がいい

グローブ・トロッターのラゲッジをこれほどまでに多く所有している野口さんだが、それでもあと2つ、「揃えて使いたい」という理想の使い方の為に現在、新たに買う予定だという。これまでにも多くの場所へグローブ・トロッターのラゲッジと旅をした野口さんだが、これからどこへ連れて行きたいかを聞くとこう答える。

「パリへ仕事やコレクションで行ったりするのは、もはや仕事をこえてライフワークになっているから、やっぱりパリやヨーロッパかな。あと、しばらくニューヨークには行っていないから久しぶりに行きたいですね。これまでに色々な国に行ったけれど、グローブ・トロッターが合わない場所はないと思います。ヨーロッパの街並みには特に合うと思いますが、逆にアメリカの古いモーテルのようなところに連れていっても意外と合う。佇まいが良いからでしょう。新品の状態ももちろん良いけれど、汚れても愛着が増すというか。それは、ほかのラゲッジブランドでは無いことだと思いました。仮にファッション写真に写っても良いと思えるラゲッジはそうそう無いと思います。現代だと、必要以上に機能的なラゲッジはたくさんありますが、こんなにもシンプルで必要最低限な機能のラゲッジはほかにない。だからこそ良い。何にでも言えることですが、利便性を追求し過ぎず潔く誕生当時のスタンスを貫いているものって決まって見た目が良いんですよ」。

野口 強

TSUYOSHI NOGUCHI

Stylist

1989年からスタイリストとして、ファッション雑誌や広告を中心に活動。多くのセレブリティからの信頼も厚く、長年国内のファッションシーンを牽引し続けている人物。デニムブランド「MINEDENIM」のディレクションも手がけている。

グローブ・トロッターのあるところ 01 TSUYOSHI NOGUCHI
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FEATURED PRODUCTS

時代を超えて愛される
2輪の大容量ラゲージ

1897年の創業時から同じ製法で作られているのが、野口さんも使用している“オリジナル”のシリーズ。現在、市販されている2輪仕様のスーツケースの中でも最も大容量なタイプがこのラージ スーツケースである。ブラックのほか、ブラウン、ネイビー、レッドの合計4色を用意。また、このほかにも移動に便利な伸縮式トロリーハンドルのついた4輪タイプも充実しているので是非チェックをしてみてほしい。

ORIGINAL

Large Suitcase

オリジナル ラージスーツケース

¥192,500

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