グローブ・トロッターが選んだ、世界最高のプライベート・アイランド

28 Jul 20

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グローブ・トロッターが選んだ、世界最高のプライベート・アイランド

日常を離れて熱帯の島でリフレッシュ。
しかも島を丸ごと独占できれば、それはきっと、全く新しい体験になることでしょう。この夏は、美しい風景と、そこでしかできない特別な体験、さらに5つ星のおもてなしが一度に楽しめる、とっておきのプライベートアイランドに閉じこもって、究極の贅沢を体験してはいかがでしょう。

 

 

タプロベイン島(スリランカ)

Photos courtesy of Vladi Private Island

この島に降り立つあなたの姿は、とても優雅に見えるに違いありません。
ここはスリランカで唯一、個人が所有する島、タプロベイン島。
面積わずか1万平方メートルに満たない小島ですが、熱帯植物が豊かに生い茂るインド洋でも最高級のリゾートです。
ここへのアクセス方法はふたつ。クリスタルのように透き通った海水にひざまでつかりながら歩いていくか、象の背に揺られていくかのどちらかです。
滞在は、島に1軒だけある豪華な邸宅で。
1920年代後半に、カウント・ド・マウニー・タルヴァンドと名乗る人物が建てた優雅なネオ・パラディオ様式の館で、その後「この世の楽園」を探しているという風変わりなイギリス人がやってきて、1941年に亡くなるまで、この館で暮らしました。
今は全面改装され、邸宅を含む島全体が貸し切りのリゾートになっています(運営はヴラディ・プライベート・アイランド社)。
広々としたテラスや豪華なインフィニティプールから壮大な海のパノラマを楽しんだり、専属のシェフが用意したフレッシュな海の幸を堪能したり。
社会から離れて、家族や恋人同士で極上の滞在を楽しめます。

https://www.vladi-private-islands.de/

  

グラデン・プライベート・アイランド(ベリーズ)

Photos courtesy of Gladden Private Island

ベリーズ・バリアリーフの上空を飛行しながら、宝石のようにきらめく海を見下ろしていると、やがて白い砂浜と豊かな緑が際立って美しい小さな島が見えてきます。「世界一プライベートな島」と言われるグラデン島です。
ベリーズのプラセンシアから北東に約30キロメートル。
280平方メートルのスタイリッシュなヴィラのほかは、ほぼ何もありません。
誰にも邪魔されずにロマンチックな滞在を楽しむため、ベッドルームは2室のみに抑えられています。ただし4名まで宿泊できるので、仲間を誘うことも可能です。
隣の小さな島にインフラ関連や発電の施設があり、スタッフもその島に住んでいます。
スタッフが業務のためにグラデン島に上陸するときも、必ず「プライバシーメートル」を保つことになっているので、あなたと大切な人のプライバシーがじゃまされることはありません。
かわいらしい森や海の生き物を除けば、この美しい隠れ家に滞在しているのはゲストだけなのです。

http://www.gladdenprivateisland.com/

 

サテライト島(タスマニア)

Photos courtesy of Kara Rosenlund

まだそれほど知られていなくて、自然美に恵まれた島と言えば、サテライト島にまさるところはないでしょう。
タスマニア島の南端の沖合にある素朴で美しい島です。
タスマニアの州都ホバートからヘリコプターで20分のフライトで、または優雅なクルーズ船で90分かけて、ダントルカストー海峡の眺めを楽しんでいるうちに到着です。
フランス人の探検家、ジョセフ=アントワーヌ・ブリュニー・ダントルカストーが1792年に発見し、天体観測の拠点にしたことから、「サテライト(衛星)島」と名付けられました。
1960年代に入り、詩人で作家のイアン・アルスターグレンが、故郷のノルウェーを思わせるゴツゴツとした景観に魅せられてこの島を購入。
その後、甥のウィル・アルスターグレンさんが相続し、妻のケイトさんとともに、自然をたっぷり味わえる貸し切りのリゾートに整備しました。
昼は緑輝く草原や、岩を敷き詰めたようなビーチ、入りくんだ海岸線などを散策し、夜は星空のもと、ゴージャスなベルテントで眠る。
ディナータイムは、丘の上でかがり火を眺めながら、とれたての天然のカキと地元のワインを味わう。
サテライト島の手つかずの自然に囲まれて、サステナブルでシンプルなスタイルで過ごすひとときに、誰もがとりこになるに違いありません。

http://satelliteisland.com.au/Island/

 

デニス島(セイシェル)

Photos courtesy of Denis Island

プライベートアイランドでの休暇は、意外にもサステナビリティにも貢献しているようです。
本土から離れているため、島の自然を生かして過ごせるようになっているからです。
中でもセイシェルのデニス島は、エコフレンドリーな島として、数々の認証を受けています。
首都のあるマヘ島から北へ80キロメートルのところに位置する、広さ約1.5キロ平方メートルのデニス島。
白い砂のビーチが美しい楽園のような島です。
ここでは毎日、新鮮な魚を獲り、オーガニック農場で鶏や豚、チーズなども生産しています。また年間を通して参加型の自然保護活動が実施されているほか、絶滅危惧種のタイマイの繁殖地にもなっています。
さらに、セイシェルの希少な鳥や、絶滅が危惧される鳥を保護するため、グリーンアイランド財団という団体が保護プログラムを実施し、こうした貴重な鳥の数を増やしています。
ここでは、テレビや電話に縛られた生活から離れ、プライベートプールやゲストルームでのスパでリラックスしたり、シュノーケリングやスキューバダイビングに出かけて、絵はがきでしか見たことがないような壮大なサンゴ礁をながめたりして過ごすのが正解。
デジタルデトックスに最適なリゾートです。

http://denisisland.com/

  

ドルフィン島(フィジー)

Photos courtesy of Dolphin Island

南太平洋の彼方、広大な海にたくさんの小さな島が点在するフィジー。
西ヨーロッパがすっぽり入るほどの海域にわずか89万人が暮らす、世界でもとりわけ美しい島国です。
そのフィジーで、メインアイランドの北岸から船で20分のところにある島が、ドルフィン島。
最大8人まで滞在できるこの島を丸ごと借り切れば、楽園の一部を独占するという贅沢が現実になります。
宿泊は、島にある4軒のブレ(コテージ)で。
ブレは、木とワラで造られたフィジーの伝統的な建物ですが、室内の設備は21世紀の最新のものが用意されています。
スタイリッシュなメイン・ブレは、みんなで楽しく過ごすにはぴったり。
前庭にはビーチや海を見下ろすインフィニティプールもあります。
島の反対側の丘の上には、スリープアウト・ブレがあります。ブドワール(貴婦人のプライベートルーム)をイメージした、セミオープンスタイルの開放的なコテージです。
ここで夜を過ごすのも快適そうです。
ゲストサービスは限られた人数のフレンドリーなスタッフが担当し、きままなリクエストにもにこやかに応じてくれます。
日頃のストレスを解消し、リフレッシュするには最高の環境です。
また、伝統のカヴァ・セレモニーや、タパ(樹皮布)作りなど、フィジーの文化を体感できるプログラムも用意されています。

https://www.dolphinislandfiji.com/

 

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