ジャマイカからの絵葉書

グローブ・トロッターの「絵葉書」シリーズは、果敢なトラベラーやクリエーターに世界有数の魅惑的な旅行先の体験談を教えてもらうトラベルガイドです。今回は、Show Mediaのクリエイティブディレクターでグローブ・トロッターの友人でもあるイアン・ペンドルトンと、トロピカルなカリブの島、ジャマイカへ冒険の旅です。

ジャマイカには、そのリズム、色彩、カリブ海の太陽の下できらめく海など、ある種の魔法があります。くつろぎと冒険の両方を求める人にとって、モンテゴベイと隣接するネグリルのような場所を他で見つけるのは至難です。どちらも牧歌的でありながら、対照的な島の生活の一面も提供し、誰もがジャマイカの人々の暖かいもてなしに包まれます。

モンテゴベイに着陸後、イアンの旅はネグリルまで海岸沿いの景色を楽しむ1時間半のドライブから始まりました。ネグリルにはセブン・マイル・ビーチのパウダー状の白い砂浜に面してスカイラーク・ネグリル・ビーチ・リゾートがあります。このブティックホテルは有名なロックハウス・ホテル（1974年創業）と姉妹施設で、レトロな世界観をまといながら現代的な遊び心の仕掛けも加えています。パステル調の色合い、ヴィンテージスタイルの装飾、そして緑豊かなトロピカルな環境など、スカイラークはのんびりとした自由奔放な魅力を醸し出しており、一瞬でリラックスした雰囲気に包まれます。

「ここでの毎日は、レゲエのサウンドトラックをバックに、透明な海と太陽に照らされたラウンジで過ごすのが最高です」とイアンは薦めます。

そして言うまでもなく、レストランはもちろんミス・リリーズです。ニューヨーク店が発祥のミス・リリーズは、スカイラークでジャマイカの味わいと色合いを極めています。浜辺に面したレストランは、大胆なカリブ料理の殿堂です。見事に燻されたジャークチキン、ジャマイカ伝統の骨まで溶けるカリー・ゴート（ヤギカレー）、そして完璧にキャラメリゼされたプランテン。店内には鮮やかなネオンが灯り、ピメントウッドの煙（スモーク）の香りが漂います。ここでは、ラムパンチがふんだんにふるまわれ、子どもたちは甘いココナッツのおやつでお腹を満たし、イアンは島の最高級シーフードを味わうのが楽しみな場所です。

ネグリルで太陽をいっぱいに浴びた数日間を過ごした後、イアンはモンテゴベイに戻り、ラウンドヒル・ホテル・アンド・ヴィラズへと向かいます。この伝説的な隠れ家は、グレース・ケリーやジャクリーヌ・ケネディのようなセレブたちを魅了し、そして最も有名なところでは、ラルフ・ローレンがここにプライべートなヴィラを所有しており、その内装はローレンの特徴的なさわやかな白とネイビーブルーでデザインされています。ラウンドヒルは古き時代の高級ホテルであったという抜きがたいルーツがありますが、今も素晴らしい落ち着きが残り、家族旅行にも最適です。

イアンはホテルだけでなく、ジャマイカの自然の美しさと活気ある文化にも魅了されました。「必ずブービー・ケイをボートで訪れてください」とイアンは薦めます。「誰も住んでいない小さな島ですが、地元の漁師がじか火で新鮮なロブスターを焼いてくれます。これは素朴で素晴らしい体験です」

地元の料理をもっとくつろいで味わうため、イアンはネグリルのマーフィーズ・ウエストエンド・レストランに向かいました。家族経営のこの気取りのないレストランは、ジャマイカで最高のシーフードを提供する隠れた名店と称されています。木製のピクニックテーブル、きらめくストリングライト、小屋と大差ないキッチンなど、店の構えはごく質素ですが、味はまさに5つ星です。

イアンの4,500マイルの旅を共にしたのは彼の若い家族とグローブ・トロッターのセンテナリー・キャリーオンケース です。スカイラークで裸足のぜいたくを満喫するときも、孤島で新鮮なロブスター舌鼓を打つという素朴な楽しみを味わうときも、軽量かつ頑丈なグローブ・トロッターのキャリーオンケースは心強い旅の仲間であることが証明されました。

ジャマイカでなければ、今年はどこにグローブ・トロッターを連れていくのですか？