F1 2023 インサイダーズガイド No.6 : イタリア エミリアロマーニャ

18 May 23

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F1 2023 インサイダーズガイド No.6 : イタリア エミリアロマーニャ

グローブ・トロッターは、フォーミュラワンおよび同団体による2023年のエミリアロマーニャ・グランプリ中止の決定を支持しています。

イタリア北部のエミリアロマーニャ州では連日の豪雨で河川が増水し、堤防が決壊して大規模な洪水被害が発生しました。被害に遭われた方々に心よりお見舞いを申し上げます。

1897年以来、グローブ・トロッターは社会の役に立つ「Travelling with Purpose(有益な目的のある旅) 」を支えてきました。この「インサイダーズガイド:エミリアロマーニャ」をご覧になった皆様がエミリアロマーニャに関心を持ち、旅行に出かけることによって同地域の支援につながることを願っています。

エミリアロマーニャ州を襲った洪水の壊滅的な被害を受け、2023年5月17日(水)、エミリアロマーニャ・グランプリの中止が発表されました。

パルミジャーノレッジャーノチーズ、バルサミコ酢、パルマプロシュートの産地として知られるエミリアロマーニャ州は、美食家にとってはまさに天国ですが、他にもたくさんの魅力があふれています。グランプリサーキットはモータースポーツの歴史を彩るいくつもの印象的なできごとの舞台となりました。また、中世の面影が残るボローニャ、パルマ、ラヴェンナといった美しい都市も自動車で手軽に回れる距離にあります。

エミリアロマーニャで最高のトルテリーニを味わいたいなら?

トラットリア・アンナマリア、トラットリア・アルディーナ、オステリア・フランチェスカーナ – ボローニャにあるトラットリア・アンナマリアは、30年以上前から家族で経営しているレストランです。この店のトルテリーニは極めてシンプルで素朴な外見ながら、味は本物。パスタを毎日手作りし、ゴルゴンゾーラチーズソース、バター&セージ、肉たっぷりのラグーソースの3種のうちお好みのソースとともに提供しています。バッツァーノのトラットリア・アルディーナでは、代々伝わるレシピで作られた香り高いスープで仕上げた伝統的なスタイルのトルテリーニを味わうこともできます。

モダンで「破壊的」なトルテリーニに出会いたいなら、ミシュランで三つ星を獲得したモデナのオステリア・フランチェスカーナがお勧め。12卓あるテーブルのうちひとつを予約してからお出かけください。

ネグローニを味わうのに最適な店は?

レ・スタンツェ – ネグローニに目がない人も、賑やかなバーでアペリティフを楽しみたいだけの人も、誰もが満足するバーがボローニャのレ・スタンツェです。高名なベンティヴォーリオ家がかつて所有していた礼拝堂の中に作られ、今ボローニャで最も話題を集めているスポットのひとつです。高いアーチ天井や16世紀に描かれた壁のフレスコ画が醸し出すロマンチックな雰囲気はこの店ならでは。ドリンクのクオリティも高く、ジン、スイートベルモット、カンパリを最高のバランスでカクテルした味わい深いネグローニを出しています。

ボローニャの解剖学教室は行ってみる価値がありますか?

もちろんです。 – ボローニャの解剖学教室は1637年にアルキジンナシオ館の領地内に建てられた、世界で最も古く、最も重要な解剖学教室のひとつです。室内は多数の豪華な彫刻や有名な医師たちの像(ヒポクラテスの像もあります)、ルネッサンスの芸術作品で装飾されていますが、同時に不気味な雰囲気を感じるのも確かです。ここではかつて、数えきれないほどの解剖や講義が行われました。レオナルド・ダ・ヴィンチなど、人体への興味にとりつかれた一部の芸術家も頻繁に出入りしていたと言います。ボローニャで1カ所しか見る時間がないときは、ここをお勧めします。


ボローニャで最も見晴らしのいい場所は?

アシネッリの塔 – ボローニャの中心部に建つアシネッリの塔は、中世の塔としては世界有数の高さを誇ります。97.2メートルという圧倒的な高さからの絶景はここでしか見ることができません。階段を何百段も(正確には498段です)上るのが嫌な人は、ボローニャの丘の上300メートルの森の中に建つ広大なカトリック教会、サンクチュアリ・オブ・ルカ・バシリカ を訪ねてもいいでしょう。ボローニャ市内を遠くに見渡しながら、清々しい森の空気を胸いっぱいに吸い込んでリフレッシュできます。


心が浮き立つフレスコ画を見たいなら?

ラヴェンナ – かつてビザンティン帝国の首都だったラヴェンナは、キリスト教初期のフレスコ画が有名で、世界一とは言わないまでもヨーロッパを代表する優れた作品がいくつもあります。市内にはサンヴィターレ聖堂、ガッラ・プラチディア霊廟、ネオン洗礼堂といったユネスコの世界遺産が数多く点在していますが(順不同)、いずれの建物も天井のフレスコ画が見事で、誰もが感動するに違いありません。

パルマハムの塩漬け工程を見学するには?

ラ・パルマ・サルミフィーチョとクラテッロ博物館 – この地で100年前から続いているハムの塩漬け方法を学び、間近で見学するなら、プロシュート工場を訪ねてください。初めての方にはパルマハムの原産地パルマがお勧めです。地元の生産者の多くが日帰りの見学者を受け入れています。そのひとつラ・パルマ・サルミフィーチョは家族経営の会社で、ガイド付きツアーを実施しているほか、試食もさせてくれます。近くには、イタリアで最も高級な加工肉とされるクラテッロ専門の博物館があり、こちらも一見の価値があります。

ビーチで1日過ごすのはいかがでしょう?

リミニ – 海辺の街リミニは、きらめく砂浜と透明な浅瀬が15キロメートルにわたって続いています。ビーチベッドのレンタルや食べ物の調達も簡単にできる、便利なリゾートです。しかも市内にはバーやレストランもたくさんあります。ただし、アドバイスをひとつ。夜はかなり賑やかになることがありますので、落ち着いた雰囲気をお好みの方は、リミニの北にあるチェゼナーティコか、ラヴェンナの南にあるプンタ・マリーナ・テルメのビーチでパラソルを広げるほうがよさそうです。

 

Globe-Trotter x Aston Martin Aramco Cognizant Formula One® Teamのパートナーシップは、クラフトマンシップ、イノベーション、ヘリテージへの共通のコミットメントを称えています。グローブ・トロッターのタイムレスなハンドメイドのラゲッジと、アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1™チーム(AMF1)の最先端のデザインと性能が融合した限定コレクションを是非、ご覧ください。

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