F1 2023 インサイダーズガイド No. 08 : バルセロナ

09 Jun 23

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F1 2023 インサイダーズガイド No. 08 :  バルセロナ

バルセロナはF1が有名ですが、それと同じくらいサッカーでも有名です。 熱心なスポーツファンなら、カタロニア・サーキット で開かれるスペイン・グランプリや、名高いカンプ・ノウ・スタジアムは見逃せません。F1では、今週末、2度の世界チャンピオンに輝いたフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が、アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン・チーム(Aston Martin Aramco Cognizant Formula One® Team) に移籍後初めて、母国スペインでのグランプリに参戦します。サッカーやF1だけでなく、バルセロナは、ヨーロッパでも最も魅力的な臨海都市のひとつです。スペインの灼熱の太陽の下、建築、舞踊、料理、バー、ビーチ、ブティックの全てが合わさり、独自の魔法を織りなすカタルーニャ文化の中心地です。唯一無二の抗いがたい魅力を放つ都市、それがバルセロナです。

世界で最も魅惑的な公園

グエル公園(Park Güell) – 丘の上に立地するグエル公園は、ガウディのユニークな彫刻、おとぎ話に出てきそうな華やかな家々、水の庭園、地の利を生かした眺望が、独特の世界を作り上げており、世界で最も愛される公園のひとつとなっています。

エウゼビ・グエル(Eusebi Güell)は、人々が遊び、生活する場所の設計をガウディに依頼しました。あの有名なモザイクタイルのトカゲや、ヘビのように波打つベンチは言うまでもありませんが、植物が生い茂る独特の住宅や植栽が施されたテラスもグエル公園の魅力です。見晴らしも素晴らしく、眼前にはモデルニスモ様式の街区が広がり、その向こうには涼しげで穏やかな海が見通せます。

眺望を楽しみながら泳げるプール

モンジュイック・プール(The 1992 Montjuic Olympic Pool)– 1992年のオリンピック大会を見た人には、いつまでも心に残っている光景があるはずです。バルセロナの街を見晴るかす息をのむような眺望を背景に、プールの水面に飛び込む選手の印象的な姿です。このオリンピック史上最高の背景を見せてくれたプールは、モンジュイックの丘の頂上近く、街に向かって開けた斜面に立地しており、観客も選手も街を一望できるつくりとなっています。実のところ、このプールの歴史は92年オリンピックよりさらに古く、1929年のバルセロナ万国博覧会にまで遡ることができます。規模も大きく、4,000人の水泳ファンを収容することができます。

お勧めのビーチは?

バルセロネータ(Barceloneta)とボガテル(Bogatell) – 意外なことに、1990年代以前のバルセロナには、注目すべきビーチはほとんどありませんでした。砂利に覆われた岸辺に打ち寄せる海は汚染されており、泳ごうとする人はめったにいませんでした。それが、今日では信じられないほどの変貌ぶりです。1992年のオリンピックを境に、海は浄化され、海岸には砂が運び込まれて、いくつもの輝くばかりのビーチが誕生しました。実際のところ、都心にあるビーチとしては、世界最高ではないかと思います。これらのビーチは、アクセスもしやすく、根強い人気があります。中でも最も有名で賑わっているのがバルセロネータで、日光浴やバレーボール、サーフィン、水泳が楽しめます。もうひとつ、我々のお勧めはボガテルで、日光浴やパーティーに適したスペースが十分にあります。

最高のカクテルが楽しめるのは?

シップス(Sips)– バルセロナは、昔から美食の都として知られていますが、近年は、美味しいカクテルを楽しめる店が特に充実しています。市内指折りのバーの中でも、シップスは際立っており、伝統のエレガンスと現代的なセンスを見事に融合させています。その素晴らしさは世界的にも認められ、権威ある「世界のベスト・バー50(World's 50 Best Bars)」のリストで、堂々3位に選ばれています。バーの指揮を取るマルク・アルバレス(Marc Alvarez)とシモーネ・カポラーレ(Simone Caporale) が編み出す、斬新かつ大胆なカクテルが評判を呼んでいます。グラスの中に創り出される芸術的な美しさを堪能した後には、極上の味わいが待ち受けています。

世界で最も有名な未完の聖堂

サグラダ・ファミリア(Sagrada Familiar) – バルセロナで最も有名な歴史的建造物であるサグラダ・ファミリアは、まだ完成していません。それもまた、ガウディの手に成るこの偉大な大聖堂がいつ完成するのか、本当に完成する日が来るのかと、多くの人々の心をとらえて離さない魅力のひとつなのです。完成にはまだ多くの年月が必要ですが、現段階に達するまでに既に1世紀を経ています。聳え立つ尖塔を彩る色彩と自然物のような有機的な形状だけでも、ガウディの脳内に見えていたであろう不思議な世界と、もしかすると完成しないかもしれないこの壮大な建築物の荘厳さを十分に堪能できます。

バルセロナで最高のベジタリアン料理を味わう

ザビエル・ペリセア(Xavier Pellicer)とバー・ヴェラス(Bar Veraz) – バルセロナは、国際都市であり、ヴィーガン料理やベジタリアン料理もふんだんです。Xavier Pellicerは、自らの名を冠したレストランで、野菜を前面に押し出した料理を提供する、この街が誇る気鋭のシェフのひとりです。また、ザ・バルセロナ・エディション(the Barcelona EDITION) ホテルのBar Verazは、バルセロナで最高の小皿料理を提供することで有名です。

海辺の別のスポットに行きたいときは?

シッチェス(Sitges)– 鉄道または自動車でバルセロナから1時間足らずの小さな街、シッチェスを訪れれば、まるで別世界に来たかのように感じるでしょう。バルセロナに住むおしゃれな人々が、都会の喧騒を離れてこぞって訪れ、夏の週末を過ごす場所ですが、旅行客だっていつでも歓迎されます。マリセル美術館(Maricel Museum)をはじめとする芸術の宝庫であり、LGBTQ+シーンも盛り上がっていることから、新鮮な息吹を感じることができます。海沿いにはシーフード・レストランやお洒落なバーが立ち並び、ビーチは泳ぐのに最適です。小さな街ですが、素敵な広場や歴史的建築物が沢山あり、ショッピング・スポットも充実しています

F1カーを間近に見たければ

AMF1 x Kimoaポップアップ・ストア とIL PITSTOP スペイン・グランプリが開催される週に、バルセロナで最も有名で魅力あふれるランブラス通りを訪れる幸運に恵まれたなら、是非ともランブラ・デ・マールにあるAMF1 x Kimoaポップアップ・ストアに立ち寄るのをお忘れなく。美しい並木に縁どられた有名なランブラス通りのすぐ近くに、AMF1カーのレプリカが展示されています。レースが行われる週末に備え、最新のチームウェアやアクセサリーを入手することもできます。

ストアからPlaça de l'Odisseaまで5分ほど歩けば、F1の雰囲気が味わえる没入体験型イベントIL PITSTOPが、レースの週に開設されています。スポーツとファンとの距離を縮めるために、イタリアの超高級ビールブランド、ペローニナストロアズーロ 0.0%(Peroni Nastro Azzurro 0.0%)が開催する催しで、さっぱりとした爽やかなペローニナストロアズーロ0.0%を飲みながら、AMF1ガレージのワクワクした雰囲気を味わうことができます。独自のビューイングギャラリーがあるほか、チーム無線も楽しめ、AMF1カーのレプリカを間近に見ることができます。

 

Globe-Trotter x Aston Martin Aramco Cognizant Formula One® Teamのパートナーシップは、クラフトマンシップ、イノベーション、ヘリテージへの共通のコミットメントを称えています。グローブ・トロッターのタイムレスなハンドメイドのラゲッジと、アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1™チーム(AMF1)の最先端のデザインと性能が融合した限定コレクションを是非、ご覧ください。

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