国際線の手荷物ルールは、航空会社や利用するクラス、路線によって異なります。
「このスーツケース、機内に持ち込める?」
「荷物が多くて、預け荷物のサイズオーバーにならないか心配」
国際線を利用する方の多くは、このような悩みを感じているのではないでしょうか。
そこで本記事では、機内持ち込みと預け荷物のサイズ規定を分かりやすく解説し、宿泊数に応じた最適なスーツケースの選び方をお伝えします。
また「機内持ち込み」と「預け荷物」それぞれのおすすめスーツケースも、厳選してご紹介します。
スムーズで快適な海外旅行となるよう、あなたにぴったりなスーツケースを選ぶ参考にしてください。
機内持ち込み手荷物の基本サイズと重量制限
手荷物のサイズや重量、個数に関する規定は、航空会社ごとに異なります。そのため、出発前にチケットや航空会社の公式サイトなどで、最新の情報を確認するようにしましょう。
規定に沿っていないと、空港で荷物の詰め直しになったり、超過料金の支払いが必要になったりする場合があり、余計な時間や思わぬ出費につながります。
特に、渡航に合わせて新しくスーツケースを購入する場合や、買い替えをする場合は、幅・高さ・奥行きの長さに関する規定を確認してから、購入する商品を検討しましょう。
まずは、国際線の機内持ち込み荷物について、一般的に設定されているサイズ規定や重量制限について詳しく解説していきます。
機内持ち込み手荷物の基本サイズ
多くの場合、国際線の機内持ち込み荷物のサイズ規定では「縦・横・奥行きの3辺の長さの合計」と「各辺の最大の長さ」で条件が設けられています。
フルサービスキャリアの場合は、3辺の合計を115cm以内としていることが多く、日本航空(JAL)や全日本空輸(ANA)を例に挙げると、3辺の合計と各辺の最大の長さは、下記のとおりに規定されています。
|
3辺の合計 |
各辺の最大の長さ |
|
115cm以内 |
縦55cm × 横40cm × 奥行25cm |
航空会社によっては、3辺合計を115cm以内としていても、横の長さの最大を35cmとしている場合もあるため、必ず詳細を確認しておく必要があります。
また、LCC(格安航空会社)の場合は、ルールが厳しく、3辺合計が100cm以内とされている場合もあるため、特に注意して規定を確認するようにしてください。
ちなみに、3辺の合計が100〜115cm以内に収まるものは、スーツケースのサイズでは「SSサイズ」や「Sサイズ」などと表記されるものが該当します。
なお、サイズはハンドル部分やキャスターを含めた長さで判断されるため、スーツケースを選ぶ際は、外寸でサイズを確認するようにしましょう。
機内持ち込み手荷物の重量制限
続いて、国際線の機内持ち込み荷物の重量制限についても確認しましょう。
重量制限も航空会社によって規定が異なりますが、フルサービスキャリアであれば10kg以内、LCC(格安航空会社)では厳し目の設定で7kg以内とされていることが多くあります。
最近は、旅行や出張をする際、下記のような電子機器を持ち歩くことが一般的となり、手荷物品の重量が思ったよりも増えてしまうケースもよくあります。
● スマートフォン
● ノートパソコン
● タブレット
● モバイルバッテリー
● カメラ
● 加熱式タバコ
そのため、各航空会社の重量規定もよく確認し、機内持ち込み荷物の重量が規定を超えてしまいそうな場合は、受託手荷物(預け入れ荷物)と合わせて調整ができるか検討しましょう。
受託手荷物の基本サイズと重量制限
国際線を利用する場合の受託手荷物(預け入れ荷物)のサイズ規定や、重量制限についても見ていきましょう。
受託手荷物は、空港で超過料金を請求されると高額になることが多いため、出発前に規定をしっかりと確認し、調整しておくことが大切です。
特に、スーツケースを旅行に合わせて購入する場合は、無料受託手荷物の範囲を理解しておくことで、サイズ選びの失敗を避けやすくなります。
それでは、国際線の受託手荷物の一般的なサイズ規定や重量制限について、以下でより詳しく解説していきます。
受託手荷物の基本サイズ
国際線の受託手荷物のサイズには、3辺(縦・横・奥行)の合計を基準として、制限が設けられていることがほとんどです。
多くの場合、フルサービスキャリアでは「3辺の合計が158cm以内(アメリカ系の航空会社では157cm以内)」と規定されています。これは、一般にM〜Lサイズと表されるスーツケースにあてはまる大きさです。
中には、重量に重きがおかれ、3辺の合計が200cmを超えても追加料金なく預けられる航空会社もあります。受託手荷物についても、詳しくは利用予定の航空会社の情報を確認してください。
また、受託手荷物も、サイズはキャスターやハンドル部分を含めた外寸で見られます。スーツケースのサイズを測定する際は、その点にも留意して確認するようにしましょう。
受託手荷物の重量制限(重量制と個数制)
受託手荷物の重量制限を見る際は「重量制」と「個数制」の違いも確認しておきましょう。
簡単に2つの違いをまとめると、下記のとおりです。
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重量制 |
個数制 |
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基準 |
荷物の総重量 |
荷物それぞれの重量と合計の個数 |
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採用路線 |
アジア、オセアニアなど |
北米など |
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規定例 |
・総重量15kgまで ・総重量30kgまで |
・23kgまでの手荷物2個まで ・32kgまでの手荷物2個まで |
重量制は荷物の個数にかかわらず、全体の総重量で規定内に収まっているかで見られます。一方、個数制は荷物の個数に加えて、それぞれの荷物が規定重量以内に収まっているかで見られます。
重量制の場合は、重量を超過すると追加料金が発生し、個数制ならば個数や重量を超過した場合に、それぞれに対して追加料金が発生する仕組みです。
格安航空会社(LCC)では、標準の運賃に受託手荷物の枠が含まれていないことが多く、追加で枠を購入する場合は、重量制が採用されていることが多い傾向にあります。
重量制限について確認する際は、利用航空会社の規定や路線ごとの規定が「重量制」と「個数制」どちらなのかを併せてチェックし、それぞれの基準に沿って準備を整えるようにしてください。
利用クラスと航空券運賃タイプによる規定の違い
受託手荷物の重量や個数に関する規定は、利用クラスや運賃タイプによっても変わることがあります。
利用クラスごとの規定の違いについては、日本航空(JAL)の無料受託手荷物に関する規定を例にすると、下記のようになります。
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重量 |
個数 |
サイズ |
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ファーストクラス / ビジネスクラス |
1つあたり32kg |
3個 |
3辺の合計203cm以内 |
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プレミアムエコノミークラス / エコノミークラス |
1つあたり23kg |
2個 |
3辺の合計203cm以内 |
「JAL|国際線 お預けのお手荷物」を参考に作成(※2025年9月時点の情報を参照)
また、同じエコノミークラスでも「エコノミーセーバー」や「エコノミーライト」などの運賃タイプでは、受託手荷物枠が含まれなかったり、重量が少なく制限されていたりします。
なお、クラスや運賃タイプによる荷物の規定については、航空会社サイトのご自身のアカウントページや、荷物に関する案内ページで確認可能です。
航空会社によっては、フライト情報を入力すると荷物の許容量と併せて、超過した場合の料金を計算できるページを設けている場合もあります。事前に情報を把握した上で、安心して旅行の準備を進めましょう。
大手航空会社 vs LCC(格安航空会社)のサイズ規定比較
LCC(格安航空会社)では、サービスを最小限としていることもあり、大手航空会社に比べて荷物に関する規定が全体的に厳しい傾向にあります。
先に紹介したとおり、機内持ち込みの手荷物では、多くの大手航空会社が10kgまでを上限としている一方、LCCでは7kgまでとしている場合が多いです。
受託手荷物についても、大手航空会社では受託手荷物があらかじめ運賃に含まれていることがほとんどですが、LCC(格安航空会社)では基本的には追加で購入する必要があります。
ここからは、そうしたサービス形態による規定の違いも踏まえ、主な航空会社の受託手荷物規定を詳しく確認していきましょう。
主な航空会社の受託手荷物規定
まずは、主要な航空会社のエコノミークラスを利用した場合において、定められた受託手荷物規定をご紹介していきます。
※2025年9月時点の情報をまとめています。詳しくは各会社の公式サイトや航空券ごとの案内を確認するようにしてください。
■ 日系航空会社
日系の大手航空会社は、国際線だと比較的手厚く無料受託手荷物枠を提供しています。
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サイズ |
重量 |
個数 |
|
3辺合計203cm以内 |
1個あたり23kgまで |
2個まで |
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|
3辺合計158cm以内 |
1個あたり23kgまで |
0〜2個まで |
■ アメリカの大手航空会社
アメリカの主要航空会社で日本発着便を利用する場合、無料で利用できる受託手荷物に関する規定は、以下のとおりです。
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サイズ |
重量 |
個数 |
|
3辺合計158cm以内 |
1個あたり23kgまで |
1個まで (ベーシックエコノミーの場合は0個) |
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3辺合計157cm以内 |
1個あたり23kgまで |
2個まで (ベーシックエコノミーの場合は1個まで) |
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|
3辺合計158cm以内 |
1個あたり23kgまで |
1個まで (ベーシックエコノミーの場合は0個) |
|
|
3辺合計157cm以内 |
1個あたり23kgまで |
2個まで |
■ 東南アジアの大手航空会社
東南アジアの主要航空会社には、アメリカ・カナダを除く国際線の受託手荷物に「重量制」を採用していることが多いという特徴があります。
日本発着便を利用する場合、無料受託手荷物の規定は下記のとおりです。
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サイズ |
重量 |
個数 |
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-
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23〜30 kg |
※アメリカ・カナダを除く国際線路線では、重量制が適用されており、荷物の個数に制限はなし |
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3辺合計158cm以内 |
1個あたり23kgまで |
1〜2個まで |
|
|
シンガポール・チャンギ空港でサイズ上限は、200cm (縦)× 75cm(横) × 80cm(高さ) |
25〜30kg |
※アメリカを除く国際線路線では、重量制が適用され、荷物の個数に制限はなし |
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|
3辺合計158cm以内 |
35kg |
※マレーシア/日本路線の場合、重量制が適用され、荷物の個数に制限はなし |
■ LCC(格安航空会社)
LCC(格安航空会社)の場合は、標準で受託手荷物の利用枠がついていないことが多いですが、チケット購入時のプラン選択や、オプションの追加で利用することが可能です。
受託手荷物の利用が可能な場合の各航空会社の規定は、下記のとおりとなります。
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サイズ |
重量 |
個数 |
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3辺合計203cm以内 |
1個あたり20kgまで |
最大5個まで追加可能 |
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3辺合計158cm以内 |
1個あたり20〜30kgまで |
最大15個まで追加可能 |
|
|
3辺合計158cm以内 |
15〜30kg |
※グアム・サイパンを除く国際線路線では、重量制が適用され、荷物の個数に制限はなし |
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各辺99cm以内 |
1個あたり20kgまで |
最大3個まで追加可能 |
|
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1辺の長さが1m以内 |
20〜40kg (1個あたりの最大重量は32kg) |
※重量制が適用され、荷物の個数に制限はなし |
|
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3辺合計203cm以内 |
1個あたり30kgまで |
最大5個まで追加可能 |
各航空会社のサイズ規定は、運賃タイプで細かく分かれていたり、発券のタイミングで変更があったりすることもあります。
そのため、ここでの情報も参考にしつつ、最新の情報も確認の上で準備を進めるようにしてください。
泊数で選ぶ最適なスーツケースのサイズとは?
ここまで、航空会社の規定に沿って荷物サイズを確認してきましたが、スーツケースを選ぶ際は、宿泊日数に合ったサイズを選ぶことも重要です。
サイズ規定を気にするあまり、小さすぎるスーツケースでは必要な荷物を十分に運べません。反対に、大きすぎると重くなったり、中身が動いて持ち物の破損の原因となったりすることもあります。
スーツケースの必要容量は「1泊あたり容量10L」が目安といわれています。
お土産で荷物が増えることも考慮すると、宿泊日数ごとの推奨サイズは、以下のとおりです。
|
泊数目安 |
容量目安 |
サイズ目安 |
航空会社でのサイズ扱い目安 |
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1〜2泊 |
20〜30L |
3辺合計115cm以内 |
機内持込可能サイズ |
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3〜4泊 |
30〜50L |
3辺合計140cm以内 |
無料受託手荷物サイズ ※3辺合計115cm以内であれば機内持ち込み可能サイズ |
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5〜7泊 |
50〜80L |
3辺合計158cm以内 |
無料受託手荷物サイズ |
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7泊以上 |
65〜100L以上 |
3辺合計158cm〜 |
受託手荷物サイズ ※規定によっては超過料金あり |
■ 1〜2泊におすすめのスーツケース
1〜2泊の短期間の旅行や出張であれば、機内持ち込み可能な小型のスーツケースが便利です。受託手荷物の手続きや待ち時間を省略でき、空港での移動もスムーズになります。
ただし、LCCを利用する場合は、機内持ち込み手荷物の重量制限が7kg前後と厳しい場合も多いため、軽量タイプを選ぶと安心です。
■ 3〜4泊におすすめのスーツケース
3〜4泊の旅行や出張には、機内持ち込みサイズの上限に近いものか、受託手荷物サイズとなる少し容量が大きめのスーツケースを選ぶとよいでしょう。
お土産のスペースまで考えると、受託手荷物にすることを前提にサイズを選んだほうが安心な場合もあります。
特に、冬は衣類が厚手でかさばるため、あらかじめ大きめのサイズを用意しておくと、スペースに余裕が持てます。
■ 5〜7泊におすすめのスーツケース
5〜7泊の場合は、受託手荷物として無料で預けられるサイズのスーツケースを選びましょう。
容量は50〜80Lを目安として、お土産が多くなりそうな場合は、拡張機能のあるスーツケースを選ぶのもおすすめです。
ただし、荷物が多く入る分、重量超過にも気を付けて荷造りを進めましょう。
■ 7泊以上におすすめのスーツケース
1週間以上の長期滞在や周遊旅行、留学、海外赴任などの用途では、大容量のスーツケースが必要となります。
このサイズでは、重量制限を簡単に超過しやすくなるため、荷物を複数個に分けたり、不要なものは現地で調達したりするような工夫も必要です。
大型のスーツケースを選ぶ場合は、移動が快適にできるかどうかも考慮し、キャスターの性能やハンドルの握りやすさといった機能面も見ておきましょう。
機内持ち込み・受託荷物におすすめのスーツケース
スーツケースを選ぶ際のサイズ基準をお伝えしたところで、ここからはグローブ・トロッターの製品から厳選して、おすすめのアイテムをご紹介していきます。
グローブ・トロッターの製品は、丈夫で軽量な素材である「ヴァルカン・ファイバー」を使って作られており、国際線の長距離移動でも安心して使えます。
手作業で丁寧に作られたスーツケースは、旅先での扱いやすさも反映されており、長く愛用できる品質の良さを実感できるでしょう。
以下では、機内持ち込み手荷物用と受託手荷物用として、それぞれでおすすめのスーツケースをご紹介します。
機内持ち込み
まずは、グローブ・トロッターのコレクションの中でも、1〜3泊の宿泊利用に最適な「エアキャビン」「スモールキャリーオン」「キャリーオン」タイプの製品のご紹介です。
ここでご紹介する10点の商品の中から、あなたの旅に合うスーツケースを見つけてみてください。
1.【オンライン限定】センテナリー キャリーオン アイボリー/ネイビー
ブランドを代表するコレクションの1つである「センテナリー」は、グローブ・トロッターの創業100年を記念してデザインされました。発売以来、その品質とデザイン性の高さから人気を集め、機内持ち込みサイズからチェックインサイズまで、多くの著名人に愛用されています。
そんなセンテナリーの「キャリーオン」タイプには、オンライン限定のモデルとして「アイボリー/ネイビー」のカラーがあります。アイボリーカラーのボディに、ネイビーのレザーとゴールドのメタルパーツが調和するデザインで、洗練されたスタイルと機能性を両立させたい方にぴったりの1台です。
【製品仕様】
|
外寸サイズ(cm) |
本体サイズ(cm) |
容量 |
重量 |
ホイール |
|
W58 x H42 x D21 |
W53 x H37 x D17 |
34L |
4.2kg |
2輪 |
【オンライン限定】センテナリー キャリーオン アイボリー/ネイビー
2. センテナリー エアキャビン ブラック/ブラック
センテナリーコレクションには、多くのエアラインで機内持ち込みが認められる「エアキャビン」タイプもあります。
ブラックにブラックを組み合わせた「ブラック/ブラック」は、グローブ・トロッターの美学を体現するデザインの1つです。
金具の色は3色から選択可能で、さりげなく存在感を放つ「クローム」、華やかさを添える「ゴールド」、全体を黒で包み艶やかな印象にする「ブラック」を組み合わせられます。
クラシカルな旅行用トランクをお探しの方におすすめのモデルです。
【製品仕様】
|
外寸サイズ(cm) |
本体サイズ(cm) |
容量 |
重量 |
ホイール |
|
W46 x H40 x D16 |
W46 x H36 x D16 |
27L |
2.5kg |
なし |
3. サファリ エアキャビン アイボリー/ナチュラル
同じく「エアキャビン」タイプは、サファリコレクションにも展開されています。
サファリは、アイボリーとブラウンの2色をベースに展開するコレクションで、2つのカラーはアフリカのサファリをイメージし、冒険を愛する心を象徴しています。
ストラップとコーナーには、ナチュラルレザーがあしらわれており、使い込むほどに深みのあるアメ色に変化し、このモデルならではの味わいを生み出します。
特に「アイボリー/ナチュラル」のケースは、旅を重ねるほどに風格を増し、持ち主の旅のスタイルを映し出してくれるでしょう。
【製品仕様】
|
外寸サイズ(cm) |
本体サイズ(cm) |
容量 |
重量 |
ホイール |
|
W46 x H40 x D16 |
W46 x H36 x D16 |
27L |
2.5kg |
なし |
4. GOLF le FLEUR* キャリーオン - 4ホイール
グローブ・トロッターのGOLF le FLEUR*コレクションは、グラミー賞受賞のラップアーティストであるタイラー・ザ・クリエイターが手掛けるブランド「GOLF le FLEUR*」とのコラボレーションシリーズです。
「キャリーオン」タイプの中でも、先に紹介したタイプとは異なり、4輪のタイプとなっています。
アイボリーのボディに、マルチカラーのレザーストラップやコーナーが映えるデザインで、ストラップにはフラワー・アイコンのエンボス加工が施されています。マルチカラーのレオパード柄の内装もまた目を引くデザインです。
【製品仕様】
|
外寸サイズ(cm) |
本体サイズ(cm) |
容量 |
重量 |
ホイール |
|
W42 x H56 x D21 |
W38 x H49 x D21 |
34L |
4.2kg |
4輪 |
5. オリエント キャリーオン 漆/バーガンディ
「オリエント」は、豪華列車「オリエント急行」にインスパイアされて誕生したコレクションです。
「漆/バーガンディ」のヴァルカン・ファイバー素材のボディには、漆加工が施されており、上品な光沢と深みのある色合いが際立ちます。
赤みのあるボディにはバーガンディーカラーのレザーをあしらい、ゴールドのパーツがさりげなく華やかさを添えています。どこかオリエンタルな雰囲気も漂っており、旅好きな方の手元を上品に彩る1台です。
また、内装にはスエード調素材を使用しており、ケースを開けるたびに上質な旅の気分を味わえるでしょう。
根強い人気を誇るオリエントコレクションの「キャリーオン」で、特別な旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【製品仕様】
|
外寸サイズ(cm) |
本体サイズ(cm) |
容量 |
重量 |
ホイール |
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W58 x H42 x D21 |
W53 x H37 x D17 |
34L |
4.2kg |
2輪 |
6. オリジナル キャリーオン - 4ホイール ブラウン
「オリジナル」コレクションは、グローブ・トロッターが最初に発売したシリーズであり、余計なものをそぎ落としたミニマルなデザインが特徴です。
そのオリジナルらしいスタイルを受け継ぎ、1897年の創業から125周年を記念して誕生したのが、4つのキャスターを備えた本モデルです。
1〜3泊の旅行に適したオリジナルのキャリーオンは、出張や週末旅行に最適でしょう。また、創業時からある「ブラウン」は、シーンを問わず、どんな雰囲気にも馴染むカラーです。
【製品仕様】
|
外寸サイズ(cm) |
本体サイズ(cm) |
容量 |
重量 |
ホイール |
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W42 x H56 x D21 |
W38 x H49 x D21 |
34L |
3.7kg |
4輪 |
7. メトロポリス キャリーオン - 4ホイール ノーブルブラウン
「メトロポリス」コレクションは、2025年に登場したシリーズで「新世代のスーツケース」と銘打ち、快適な旅を追求して設計されました。
グローブ・トロッターの伝統であるヴァルカン・ファイバー素材のボディに、アルミニウムフレームを組み合わせたモデルで、軽量性と堅牢さを追求したデザインです。
滑らかかつ、小回りのきく4輪にはハブキャップが付いており、さりげなくブランドロゴもあしらわれています。
見た目だけでなく機能面にも妥協せず、ライニングにはダブルジップを採用して、パッキングのしやすさにもこだわっています。また、TSAロック搭載で海外への旅行も安心です。
落ち着いた色調で、どこかこなれ感も演出する「ノーブルブラウン」は、都会派の旅人にも馴染むカラーオプションとなっています。
【製品仕様】
|
外寸サイズ(cm) |
容量 |
重量 |
ホイール |
|
W42 x H56 x D21 |
34L |
4kg |
4輪 |
メトロポリス キャリーオン - 4ホイール ノーブルブラウン
8. サファリ キャリーオン アイボリー/ナチュラル
「エアキャビン」タイプをご紹介したサファリコレクションは「キャリーオン」タイプも展開しています。
ボディを2本のストラップが1周しており、どの角度から見てもアイボリーとナチュラルレザーのカラーコントラストが美しいデザインです。
こちらは2輪タイプで、伸縮式のトロリーハンドルにもナチュラルレザーが施されているため、レザーが経年変化していく様子も楽しめる1台です。
【製品仕様】
|
外寸サイズ(cm) |
本体サイズ(cm) |
容量 |
重量 |
ホイール |
|
W58 x H42 x D21 |
W53 x H37 x D17 |
34L |
4.2kg |
2輪 |
9. センテナリー キャリーオン オレンジ/ブラウン
センテナリーコレクションの魅力の1つは、ほかのコレクションにはない鮮やかな色使いを展開している点です。
「キャリーオン」タイプの「オレンジ/ブラウン」は、鮮やかなオレンジにブラウンのレザーを組み合わせ、ひときわ目を引くカラーリングとなっています。
陽光をまとったようなオレンジ色は、旅の気分を軽やかに盛り上げ、ゴールドのメタルパーツがさりげない華やかさを演出します。
空港のロビーやホテルのラウンジでも自然と目を引き、移動のひとときを上質な時間へと変えてくれる1台です。
また、こちらのモデルは、リニューアルによってハンドル部分の調整が可能となり、より快適に持ち運べるようになりました。
【製品仕様】
|
外寸サイズ(cm) |
本体サイズ(cm) |
容量 |
重量 |
ホイール |
|
W58 x H42 x D21 |
W53 x H37 x D17 |
34L |
4.2kg |
2輪 |
10. センテナリー スモール キャリーオン オレンジ/ブラウン
センテナリーコレクションの「スモールキャリーオン」タイプもまた、多くのエアラインで機内持ち込みが可能なモデルです。
ほかの製品と同じく、細部まで丁寧に作り込まれており、丈夫で軽いヴァルカン・ファイバー素材のボディが荷物をしっかり保護してくれます。
「オレンジ/ブラウン」は、鮮やかなオレンジのボディにブラウンのレザーとゴールドのメタルパーツを施したデザインです。アクティブな雰囲気の中に、どこか上品さも感じられるモデルとなっています。
【製品仕様】
|
外寸サイズ(cm) |
本体サイズ(cm) |
容量 |
重量 |
ホイール |
|
W53 x H40 x D20 |
W47 x H35 x D18 |
30L |
3.7kg |
2輪 |
預け入れ
グローブ・トロッターの大型ケースには、主に5つのタイプが展開されています。
ここでは、その中から下記の4タイプを中心におすすめの10商品をご紹介します。
● ミディアムチェックイン:5〜7泊の小旅行に最適
● ラージチェックイン:10〜14泊の長期旅行に便利
● エクストララージ スーツケース:14泊以上の長期旅行に対応
● エクストララージトランク:14泊以上の長期旅行に対応
気になるものがあれば、ぜひ商品の詳細ページもチェックしてみてください。
1.【オンライン限定】センテナリー ラージチェックイン - 4ホイール
センテナリーコレクションのオンライン限定カラー「アイボリー/ネイビー」には、機内持ち込み可能なサイズから、長期旅行用のトランクまでの5つのタイプがあります。
「ラージチェックイン」は、10〜14泊の長期旅行に対応できる容量83Lのケースで、荷物をたっぷりと収納でき、長めの滞在や海外への旅行に最適です。
4つのホイールは滑らかに回転し、重い荷物も軽やかに運べます。また、TSAロック搭載でどんな国への旅行も安心です。
落ち着いたアイボリーと深みのあるネイビーの組み合わせは、グローブ・トロッターらしいクラシックな品格を感じさせ、持つだけで旅の装いをより上品に引き立ててくれるでしょう。
【製品仕様】
|
外寸サイズ(cm) |
本体サイズ(cm) |
容量 |
重量 |
ホイール |
|
W52 x H76 x D26 |
W48 x H66 x D26 |
83L |
5.9kg |
4輪 |
【オンライン限定】センテナリー ラージチェックイン - 4ホイール
2.【オンライン限定】センテナリー エクストララージトランク
センテナリーコレクションのオンライン限定カラーでは「エクストララージトランク」もラインナップの1つです。
グローブ・トロッターのトランクタイプは、船やボートでの旅行に使われた大型トランクをモチーフにしています。
100Lの大容量で、2週間ほどの滞在に必要な荷物も十分収納可能です。また、ブランドの特徴であるヴァルカン・ファイバー素材のボディがしっかりと荷物を守り、4輪ホイールがスムーズな旅の移動をサポートします。
なお、こちらもTSAロック搭載モデルです。
オンライン限定カラーでしか味わえない特別感を、長期旅行でも存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。
【製品仕様】
|
外寸サイズ(cm) |
容量 |
重量 |
ホイール |
|
W51 x H76 x D38 |
100L |
6.2kg |
4輪 |
3.【オンライン限定】センテナリー ミディアムチェックイン - 4ホイール
オンライン限定のセンテナリーコレクションからは「ミディアムチェックイン」タイプもご紹介します。
「ミディアムチェックイン」は、1週間ほどの旅に最適なサイズです。
同カラーの大型モデル同様、トロリーハンドルは本体内蔵型で、背面もすっきりしたシルエットを実現しています。また、スムーズな移動を可能にする4輪モデルで、TSAロックも搭載しており安心です。
センテナリーのスタイルが生きた、デザイン性と機能性を両立するバランスのよい1台は、用途の幅が広く、1台持っておくと重宝するでしょう。
【製品仕様】
|
外寸サイズ(cm) |
本体サイズ(cm) |
容量 |
重量 |
ホイール |
|
W42 x H68 x D26 |
W38 x H60 x D26 |
60L |
4.9kg |
4輪 |
【オンライン限定】センテナリー ミディアムチェックイン - 4ホイール
4. センテナリー ラージチェックイン - 4ホイール オレンジ/ブラウン
センテナリーコレクションの「ラージチェックイン」からは、定番カラーもご紹介します。
「オレンジ/ブラウン」は、鮮やかなオレンジカラーをボディカラーとし、シックなブラウンレザーが全体を上品に引き締めるカラーデザインです。
「ラージチェックイン」は、ほとんどのフルサービスキャリアの無料受託手荷物サイズ内に収まる大きさでありながら、83Lの大容量なので長期の旅行にも安心です。
旅の相棒としてこの1台を選べば、移動も荷造りも一層楽しめるでしょう。
【製品仕様】
|
外寸サイズ(cm) |
本体サイズ(cm) |
容量 |
重量 |
ホイール |
|
W52 x H76 x D26 |
W48 x H66 x D26 |
83L |
5.9kg |
4輪 |
センテナリー ラージチェックイン - 4ホイール オレンジ/ブラウン
5. サファリ エクストララージトランク ブラウン/ナチュラル
大容量タイプのスーツケースをお探しであれば、サファリコレクションの「エクストララージトランク」もおすすめです。
約100Lの大容量で、旅の必需品はもちろん、こだわりのファッションアイテムも十分に収納可能です。
1920年代初頭のアフリカへの旅をモチーフとしたサファリコレクションには、時代が変わっても色褪せない魅力があります。
「ブラウン/ナチュラル」は、コーヒーブラウンカラーをベースとしており、冒険のワイルドさを感じさせつつ、上品で洗練された雰囲気も漂わせるカラーオプションです。
経年変化を楽しめるベジタブルタンニンレザーのあしらいが味となり、使い込むほどに愛着が増していく1台となるでしょう。
【製品仕様】
|
外寸サイズ(cm) |
容量 |
重量 |
ホイール |
|
W51 x H76 x D38 |
100L |
6.2kg |
4輪 |
6. センテナリー ラージチェックイン - 4ホイール ブラック/ゴールド
シックで飽きのこないデザインならば、定番のブラックのケースがおすすめです。
センテナリーの「ラージチェックイン」には、4輪モデルと2輪モデルがあり、メタルパーツも「ゴールド」「クローム」「ブラック」の3つから組み合わせが選べます。
ここでは、ブラック×ブラックの組み合わせに、ゴールドのメタルパーツをあしらった4輪モデルをご紹介します。
シックな中にも、ゴールドのアクセントでさりげない華やかさを添え、控えめながらもしっかりと存在感を発揮するデザインです。
【製品仕様】
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外寸サイズ(cm) |
本体サイズ(cm) |
容量 |
重量 |
ホイール |
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W52 x H76 x D26 |
W48 x H66 x D26 |
83L |
5.9kg |
4輪 |
センテナリー ラージチェックイン - 4ホイール ブラック/ゴールド
7. センテナリー ミディアムチェックイン - 4ホイール ネイビー
中長期の旅行・出張用のスーツケースで、シックなデザインのものをお探しの方には、センテナリーコレクションの「ミディアムチェックイン」から「ネイビー」をご紹介します。
グローブ・トロッターの特徴の1つであるヴァルカン・ファイバー素材のボディに、深みのあるネイビーカラーを採用し、落ち着いた雰囲気に仕上げました。
ストラップやコーナー、ハンドルに使われる濃いネイビーのレザーは、さりげないアクセントとなり、知的で洗練された雰囲気が漂います。
また、1週間程度の旅に適した「ミディアムチェックイン」は、多くの航空会社で無料受託手荷物として預けられるサイズです。TSAロック対応モデルでもあるため、どの地域への旅行にも安心でしょう。
【製品仕様】
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外寸サイズ(cm) |
本体サイズ(cm) |
容量 |
重量 |
ホイール |
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W42 x H68 x D26 |
W38 x H60 x D26 |
60L |
4.9kg |
4輪 |
センテナリー ミディアムチェックイン - 4ホイール ネイビー
8.メトロポリス ラージチェックイン - 4ホイール フォグブルー
「新世代スーツケース」をコンセプトに掲げるメトロポリスコレクションも、大型ケースを展開しています。
10泊以上の長期旅行に対応できる「ラージチェックイン」のおすすめカラーは、グレーがかったブルーが落ち着いた印象を与える「フォグブルー」です。
コーナーやハンドルのレザーカラーが全体を引き締め、クロームパーツが程よく抜け感を演出してくれます。
また、小型モデルと同じく、4輪ホイールのハブキャップやハンドルにはブランドのロゴがあしらわれ、ライニングもパッキングに便利なジップタイプです。さらに、TSAロックによるセキュリティ性能も備えているため、長距離移動でも安心でしょう。
【製品仕様】
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外寸サイズ(cm) |
容量 |
重量 |
ホイール |
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W52 x H76 x D26 |
78L |
5kg |
4輪 |
メトロポリス ラージチェックイン - 4ホイール フォグブルー
9. センテナリー エクストララージ スーツケース ブラック/ブラック
グローブ・トロッターの「エクストララージ スーツケース」は、ブランドの中で最大サイズとなるモデルで、長期の旅行や多くの荷物を運ぶ必要のある方に最適です。
ほかのモデルと同様、ヴァルカン・ファイバーとベジタブルタンニンレザーを組み合わせたクラシックなデザインで、耐久性と軽量性を兼ね備えています。
ブラックにブラックを重ねた「ブラック/ブラック」は、どんなスタイルにもマッチし、長く愛用できるカラーオプションです。
【製品仕様】
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外寸サイズ(cm) |
本体サイズ(cm) |
容量 |
重量 |
ホイール |
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W87 x H50 x D26 |
W82 x H47 x D26 |
101L |
6kg |
2輪 |
センテナリー エクストララージ スーツケース ブラック/ブラック
10. センテナリー エクストララージトランク オールブラック
センテナリーコレクションの「エクストララージトランク」には、ブラックで統一された「オールブラック」モデルがあります。
別名「ミッドナイト」とも呼ばれており、ボディやコーナー、ストラップのみならず、ロックやスタッズに至るまで、すべてブラックでまとめてあります。細部までこだわり、内装や生地、ストラップもオールブラックの仕様です。
また、約100Lもの容量を持ち、2週間程度の長期旅行にも対応可能です。トロリーハンドルは本体内部に収納できる設計で、ケース自体の見た目もすっきりとしており、ほかの荷物と並べてもきれいに収まります。
さらに、TSAロックを備えて安全性も高く、4輪ホイールで移動もスムーズです。大容量ながら、移動をしっかりと支え、長距離の旅行にも安心してお使いいただける1台でしょう。
【製品仕様】
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外寸サイズ(cm) |
容量 |
重量 |
ホイール |
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W51 x H76 x D38 |
100L |
6.2kg |
4輪 |
まとめ
本記事では、国際線の利用でスーツケースを選ぶ際に知っておきたい、機内持ち込み・受託手荷物のサイズや重量の規定について解説しました。
航空会社によって規定が異なるため、まずは最新情報を確認してから、旅の日数やスタイルに合ったサイズを選びましょう。
また、実用性を満たした上で、旅をより特別なものにしたい方は、ご紹介したグローブ・トロッターの各コレクションも参考にしてみてください。
グローブ・トロッターには、1〜2泊の短期旅行に適したものから、2週間ほどの長期滞在に対応できるものまで、宿泊日数や旅のスタイルに応じた選択肢がそろっています。
あなたにぴったりな1台を選び、移動も荷物管理も快適にして、国際線の旅をさらに楽しみましょう。