ロンドンは驚くほど緑豊かな街であり、8つの王立公園をはじめ無数の庭園や広場に恵まれています。イギリスのナショナルピクニックウィーク(6月21日~30日)、そしてこの度、本国(英国)でのグローブ・トロッターの特別限定版ピクニックケースの発売を記念し、アウトドアダイニングが楽しめるロンドンの素敵な、隠れた緑の美しいスポットをご紹介します。
今夏、グローブ・トロッターは新たに特別限定版のピクニックケースを作り、創造的な世界を広げました。新しいピクニックケースはグローブ・トロッターの本国フラッグシップストアのビスポーク・サービスを通じてのみ購入が可能な、まさに特別限定版です。グローブ・トロッターの英国工場でデザイン・製造されたピクニックケースは赤いヴァルカン・ファイバーボードのボディーに、黒いレザーコーナーが施されています。ケース内部のライニングには贅沢なゲインズバラ・シルク生地が使用されており、シャンパンボトルとグラス2個を収納できる仕切り、さらにスナックやお菓子類を上に載せることができる取り外し可能なトレイが付いています。
だんだんピクニック気分が盛り上がってきましたか?今夏、ロンドン市内でピクニックと緑を楽しめるお薦めのスポットをご紹介します。
ロンドン大学アジア・アフリカ研究学院(SOAS)のジャパニーズ・ルーフ・ガーデン
夏のロンドン喧騒や地下鉄セントラル線の生き地獄とも言える混雑が鬱陶しく感じられたなら、ロンドン大学のアジア・アフリカ研究学院(SOAS)の屋上にひっそりと佇む日本石庭で禅の精神に触れて和みましょう。2001年に開園したこの石庭のテーマは「許す心」であり、伝統的な日本庭園の様式に倣い、岩や植物のミニマルな配置、熊手で整えられた玉砂利、そして一段高く設けられた瞑想エリアが特徴となっています。グローブ・トロッターからの耳より情報:庭園の公開日時は火曜日~土曜日の10:30~17:00です。ステージでは時折パフォーマンスが行われますので、特別な催しの情報を得るために事前に電話で問い合わせてみるのも良いでしょう。
バービカン・コンサバトリー
ロンドンで「ブルータリズム」建築様式(コンクリートを多用した近代建築)の象徴として知られるバービカンの巨大建築群の中にロンドン最大の南国植物園があるとは多くの人にとって思いも寄らない驚愕の事実でしょう。2000種以上ものエキゾチックな植物や木々、さらには鯉や亀もこのミニ熱帯雨林の中で生息しています。7月末まで毎週日曜日、一般に公開されています。サンドウィッチと紅茶入りの水筒が準備できなければ、コンサバトリー内で一人につき35ポンドにて時間限定のアフタヌーンティーを楽しむこともできます。
グローブ・トロッターからの耳より情報:造園業など専門職を目指す者のためにコンサバトリーの歴史や植物についてより深い知識が得られる特別ガイドツアーが12月までの毎週日曜日に開催されています。要予約制のため、事前に必ず予約を取るようにしましょう。
セント・ダンスタン・イン・ザ・イースト
ロンドン大火とロンドン大空襲の両方を耐え抜いてきたこの中世の教会は、今や第一級指定建造物として守られている真のサバイバーです。ロンドン市内にある多くの廃墟が取り壊しの対象である一方で、セント・ダンスタン教会の廃墟は伸び放題の草木が生い茂る野性的でどこか怪しい美しさのある公園となっています。市の中心に位置し、ひとときの静寂にじっくりと耽ることができる絶好の緑のスポットです。そしてもちろん、インスタグラム映えする絶好ロケでもあります。
グローブ・トロッターからの耳より情報:St Dunstan in the East(セント・ダンスタン・イン・ザ・イースト)は、Cirencester(サイレンセスター)からGreenwich(グリニッジ)まで184マイル(約300キロ)ほど続くThames Path(テムズ・パス)の散歩道近くに位置します。東のWapping(ワッピング)方面へ向かえば、ロンドン最古のリバーサイドパブ、Prospect of Whitby(プロスペクト・オブ・ホイットビー)で喉を潤すことができます。
エルサム宮殿の庭園
かつての中世の宮殿は風変わりな億万長者が豪華絢爛なアールデコ調の豪邸に変貌させましたか?そのような場所はロンドンにしか存在しませんでした。かつて、ヘンリー8世が幼少時代を過ごしたこのエルサム宮殿は、1933年にスティーヴンとヴァージニアのコートールド夫妻が理想のカントリーハウスとして改築するまでは廃墟同然の状態でした。コートールド夫妻は大金を注ぎ込んで宮殿を最先端のハリウッドシャトースタイルの豪邸に変貌させました。なんと、ペットのキツネザルのマー・ジョン用に暖房付きのベッドルームまでも作りました。受賞歴もある19エーカー(約7.6ヘクタール)の広大な庭園も邸宅と同様の流麗さを誇り、アーツ&クラフトスタイルに乗っ取って整えられています。ロックガーデン、バラ園、そして元々からある堀の上に架けられたロンドン最古の木橋など、見応えのある緑のスポットです。
グローブ・トロッターからの耳より情報:コートールド夫妻が経験した多くの旅行にインスパイアされた屋外遊び場に子どもたちは夢中になるでしょう。また、天候が急変してもピクニックを楽しめるよう傘付きのベンチもあります。
ハムステッド・パーゴラ
裕福な博愛主義者のリーバヒューム卿は豪勢なサマーパーティーを行うためのテラスを自宅のハムステッド・タウンハウスに増築しました。1906年に完成したテラスは建築の傑作とも言える荘厳な建造物でしたが、残念なことに1925年のリーバヒューム卿の逝去と第二次世界大戦後にすっかり見捨てられてしまいました。しかし、セント・ダンスタンと同様に、原型を留めるパーゴラと野性的な自然美でロンドンの隠れた宝石としてひっそり佇んでいます。周囲に広がるハムステッド・ヒース(丘陵)と一体となった野性的でロマンチックな田園風景に思わずうっとりしてしまいます。
グローブ・トロッターからの耳より情報:ハムステッド・パーゴラはロンドン行政区が管理する公式な結婚式会場でもあります。他にはない荘厳な風景の中での記憶に残るユニークな結婚式をご希望の方はぜひチェックしてみてください。
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