F1 2023 インサイダーズガイド No. 11 : イギリス ノーサンプトンシャー

イギリスを代表するシルバーストン・サーキットがあるノーサンプトンシャー州には、アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン®チームも拠点を置いています。広大な邸宅や昔ながらのかやぶき屋根のパブなどが点在し、のどかな風景が何マイルにもわたって広がる典型的なイギリスのカントリーサイドであるこのエリアは、熱烈なモータースポーツファンのみならず、歴史マニア、クリームスコーンに目がない甘党から、とにかく美しい自然に浸りたいという人まで、あらゆる人のニーズを満たしてくれます。

ラガービールを一杯やるのに最適な店は？

トルマッシュ・アームズ – シルバーストン・サーキットから45分、ハリントンにあるトルマッシュ・アームズは、英国風のかやぶき屋根が美しい伝統的なパブです。営業を始めたのはなんと17世紀。以来、さまざまな種類の香り高い樽詰めビールを提供してきました。ビールよりもジントニックがお好みの方のためには、通りを下ったところにある200年の歴史を誇る蒸留所、ワーナーズからジンを仕入れています。トルマッシュ・アームズでは、夏には音楽の生演奏がたびたび行われるほか、毎月最終月曜日には「クイズナイト」も催されるので、知識自慢の方は地元客に混じって挑戦してみては？

スリー・コース・ミールがお勧めなのは？

ザ・クラウン・イン – 地元の人々が絶賛するウェストンの ザ・クラウン・イン は、17世紀に建てられた伝統的なパブレストランで、ザ・ホワイト・カンパニーのインテリアとフレンドリーなもてなしが魅力です。シンプルなイギリス料理を、一段と美味しく—食材は地元産で、季節の移り変わりをイメージしたメニュー。 ビールで衣をつけたハドック&チップス、32日間熟成させたリブアイステーキ、鶏肉とネギとマッシュルームのパイ包み焼きなど。マスターシェフ評論家（地元在住）のウィリアム・シットウェルによれば、ワインリストは「少ないが素晴らしい」という。また、ローストビーフを「肉食動物の夢」と評している。

クリームティーを楽しみたいときは？

フォーズリーホール・スパ – フォーズリーホール・ホテル＆スパ では、毎日12時半から16時半までアフタヌーンティーを提供しています（要予約）。ぜひ、お腹を空かせて行ってください。スタートはフィンガーサンドイッチから。ハム＆マスタード、チキンタラゴン＆マヨネーズ、キュウリとクリームチーズ、エビとザリガニなどのサンドイッチに続いて、ジャムとクリームを添えたハンドメイドのスコーンとケーキ、焼き菓子が運ばれてきます。オプションとしてシャンパンもありますよ。珍しいところでは、バッキンガムの町にあるブラック・グーはいかがでしょう。ガソリンスタンドを改装した店で、コーヒーとケーキを楽しめます。

文化的なアクティビティを楽しむには？

ランポートホール – ランポートホールは夏の数カ月間、ジャズや演劇などさまざまなイベントを実施します。2023年7月15日には、塀で囲まれた芝生の庭で、オスカー・ワイルドの『真面目が肝心』を上演予定。同日の夜には「ジャズ・イン・ザ・ガーデン」も開催されます。チケットはこちらで予約できます。また、サルグレイブ・マナーの野外劇場では7月16日に『華麗なるギャツビー』の上演を予定しています。

貴族気分を味わうには？

オルソープ・ハウス – オルソープ・ハウスは、最高に素敵な邸宅です。広大な敷地のこの邸宅は、あのダイアナ妃が幼少期を過ごしたところです。そして悲しいことですが、彼女が埋葬されている場所でもあります。メインの邸宅に入ると、たくさんの額縁が飾られた廊下や由緒ある前室に、ヨーロッパ最高級のアンティーク家具や芸術品に加え、西暦1508年の歩行用杖のコレクションなど、希少な骨董品が数多く配置されています。一方、邸宅の外には300エーカー（約120万平方メートル）の鹿公園があり、オスの黒ダマジカが自由に歩き回っています。あまり知られていませんが、中央の通りには36歳で亡くなったダイアナ妃をしのんで、36本のカシの木が植えられています。

オルソープ・ハウスは、7月3日から8月31日まで一般公開されています。

荘厳なパラディオ建築を見学するには？

ストウスクール – 実業家リチャード・ブランソン氏の母校でもあるストウスクールでは、夏の数カ月間、イギリスでも有数のネオクラシック建築、パラディオ建築の建物を公開しています。メインの建物の正面には大きなポーチ、石造りの豪華な装飾、18世紀から伝わる立派な石柱が備わっています。敷地はナショナル・トラストとして管理されていて、あちこちに聖堂やあずまやが点在しています。設計は建築家のジェームズ・ギブズ氏とウィリアム・ケント氏。なんと先日、ビートルズが初めてのコンサートを行ったのが1963年4月4日で、会場がこのストウスクールだったことが明らかになりました。

ストウスクールは古い歴史を誇るシルバーストーン・サーキットのすぐ南にあり、サーキットのターン15はこのスクールの名を取って「ストウ」と呼ばれています。ハンガーストレートの終盤に登場する急な右カーブで、イギリスグランプリの制覇を目指すドライバーたちにとって極めて難度の高いコーナーです。

アナグマに出会いたいなら？

ロッキンガムの森 – 征服王ウィリアムのお気に入りの狩場だったロッキンガムの森を訪れてください。古代からのこの森はノーサンプトンシャー州の中央に位置し、静かな遊歩道やのどかなピクニックスポットが整っています。美しい湖を眺めながら歩けば、シカ、アナグマ、キツネ、リス、ハリネズミ、フクロウ、アカトビなど、たくさんのイギリスの野生動物に出会えます。

ゴルフをするなら？

ウィットルベリー・パーク・ゴルフコース – ウィットルベリー・パーク・ゴルフコース（シルバーストーン・サーキットと道を隔てて隣にあります）は、自然を活かした9ホール4コースのゴルフ場です。予約はこちらから。

リーズナブルなショッピングができるところはある？

ビスター・ビレッジ – あります。ビスター・ビレッジには、洋服、アクセサリー、家庭用品などを扱うデザイナーブランドのアウトレット店が100以上集まっています。バーバリー、グッチ、プラダ、ジミーチュウ、アレキサンダー・マックイーンなどのハイブランドが並び、屋外の歩行者用通路が整備されていて、かわいらしい村のような雰囲気のショッピングモールです。ランチには、イタリアンレストランのチェッコーニの予約をお勧めします。

旅のヒント：旅先でのショッピングを計画している方は、増えた荷物を入れるためのスーツケースを用意しておくと便利です。アストンマーティン F1 コレクションから、新色ライムグリーンが発売されました。

ロンドンへの日帰り旅行は可能か？

はい、賑やかな首都まではわずか80マイルです。

Globe-Trotter x Aston Martin Aramco Cognizant Formula One® Teamのパートナーシップは、クラフトマンシップ、イノベーション、ヘリテージへの共通のコミットメントを称えています。グローブ・トロッターのタイムレスなハンドメイドのラゲッジと、アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1™チーム（AMF1）の最先端のデザインと性能が融合した限定コレクションを是非、ご覧ください。