60秒の対話…マイケル・G・ウィルソン

01 Oct 19

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60秒の対話…マイケル・G・ウィルソン

「 007 ジェームズ・ボンド」映画シリーズのプロデューサー、マイケル・G・ウィルソンとの 60秒 の対話

2012 年、グローブ・トロッターは同年公開の映画『 007 スカイフォール 』のために特別なトラベルケースをひとつだけ製作しました。

その後、世界で最も有名なスパイにふさわしい特別限定版のコレクション、トラベルケース、そしてアクセサリーを発表して参りました。

来年 2020 11 月公開予定の「 007 」シリーズ第 25 作目、および、10 5 日(土)の世界ジェームズ・ボンド・デーを記念して「 007 」シリーズのプロデューサー、マイケル・G・ウィルソン氏にボンド的ライフスタイルについてお話を伺いました。

 

どのような経緯で「007 ジェームズ・ボンド」シリーズのプロデューサーになったでしょうか?

私の義父、アルバート・Rカビ―”・ブロッコリは初期の「 007 」シリーズのプロデューサーをしておりまして、私が 1972 年に大学の法学部を卒業すると法律管理担当として「 007 」シリーズの映画製作会社の EON (イオン)プロダクションズに入社しました。

The Spy Who Loved Me(私を愛したスパイ)』(1976年)ではアシスタント・プロデューサーを務め、『 Moonraker(ムーンレイカー)』(1979年)ではエグゼクティブ・プロデューサーを務め、さらに『For Your Eyes Only(ユア・アイズ・オンリー)』(1981年)、『 Octopussy(オクトパシー)』(1983年)、『A View To A Kill(美しき獲物たち)』(1985年)、『The Living Daylights(リビング・デイライツ)』(1987年)、そして『Licence To Kill(消されたライセンス)』(1989年)で脚本の共同執筆をしました。

初めて義父と共同プロデューサーを務めたのは『A View To A Kill(美しき獲物たち)』(1985年)で、義理の妹のバーバラ・ブロッコリと共にプロデュースした『GoldenEye(ゴールデンアイ)』(1995年)まで義父と共同プロデュースをし続けました。

GoldenEye(ゴールデンアイ)』以降、全てのジェームズ・ボンド作品で義理の妹と共同プロデューサーを務めてきました。

グローブ・トロッターのケースはいつからお持ちですか?

007 ジェームズ・ボンド」シリーズの 50 周年 を祝った 2012 年からずっとグローブ・トロッターのケースを愛用しています。

ご愛用のグローブ・トロッターのケースと共にこれまでで最も遠くまでお出掛けになった場所は?

2012 年以降はトルコ、メキシコ、イタリア、モロッコ、オーストリア、インド、中国、アメリカ合衆国とヨーロッパの全域を旅して参りました。

上海からメキシコまで、「 007 」シリーズのロケで世界中を旅してきているとのことですが、どの旅先が最もお気に入りですか?

最もお気に入りを 1 選ぶのは難しいですね。長年の間に大変多くの、美しくてエキサイティングな場所を訪れてきました。

荷造りのスタイルは?

旅に必要なものを効率良く詰める方ですね。いくつかの目的地を周遊する場合は荷ほどきし易く、翌日、再び次なる目的地に向かうため荷造りし易いように目的地別に仕分けして荷造りします。

旅に必ずお持ちになるものは?

ライカのカメラは必ず持っていきます。

グローブ・トロッターのトラベルケースと共に出た最近の旅は?

007 ジェームズ・ボンド」作品の 25 作目 にあたる新作「No Time To Die(ノー・タイム・トゥ・ダイ)」の撮影で訪れたイタリアのマテーラからちょうど戻ってきたところです。

最後に、お気に入りのマティーニの飲み方は?

リレ・ブランという白ワインを少しとレモンピールを入れて、オリーブは入れないマティーニが好きです。
「ヴェスパー」というカクテルと同じ材料ですが調合の量が異なります。

ベスト・オブ・ボンド:グローブ・トロッターが選ぶ「007」コレクションのトップ3

Skyfall スカイフォール 2012

Skyfall(スカイフォール)』で、近未来的な上海の高層ビルを舞台にジェームズ・ボンドが暗殺者と戦う印象的な場面のためにグローブ・トロッターは特別にケースを製作しました。

映画で使用されたケースがきっかけとなり、ブラックアルミニウムを素材にし、ビューファインダーに変わるハンドルとキルト地のライニングを施した特別限定版の「 007 スカイフォール・ライフルケース」が誕生しました。

100 限定にて、お値段はケース 1 個につき 5,007 ポンドでした。こちらの画像がそのケースとなります。

Spectre スペクター (2015)

1 つの特別限定版ケースに飽き足らず、グローブ・トロッターはジェームズ・ボンドの最新作に合わせ、特別限定版のケース、レザーバッグ、そしてアクセサリーを含むコレクションを作りました。

映画にちなんで「スペクター」と名付けられたコレクションはネイビーとブラックのスタイリッシュな配色にブラス(真鍮)のディテールが施されました。

パスポートホルダー、ウォレット、名刺ホルダー、そしてラゲッジタグといったボンド風のアクセサリー類も作られました。

You Only Live Twice 007は二度死ぬ(1967

007 」シリーズの名作のひとつ、『 You Only Live Twice 007は二度死ぬ)』の 50 周年を記念して、2017 年に特別限定版のクロコダイルのスーツケースを製作しました。

このクロコダイルのケースは映画の中でボンド演じるショーン・コネリーが操縦するヘリコプター、リトル・ネリーの機体を運んだケースにインスパイアされました。

ケースの表面にはゴールドでプリントされた映画のロゴ、クロコダイル柄のレザーハンドルとレザーコーナー、そして真紅の内張りが施されました。果たしてミニ・ヘリコプターの機体を実際に運べるかどうかはまだ試されていませんが

新作No Time To Die(ノー・タイム・トゥ・ダイ)の特ダネ

未だ謎のヴェールに包まれたボンドシリーズの 25 作目ですが、これまでに明かされた事実をまとめました。

  • 主演俳優ダニエル・クレイグにとって 5 作目にあたる新作。
    物語の冒頭では引退したボンドがジャマイカでの静かな生活を堪能する姿が登場します。
    しかし、旧友の CIA エージェント、フェリックス・レイターの登場によって静かな引退生活が中断されます。
    レイターが依頼してきたミッションは誘拐された科学者を救出することですが、予想以上に危険に満ちたミッションとなります。
    危険な最新テクノロジーで世界を脅かす謎の悪者を追跡する冒険にボンドは繰り出します。
  • 新作の公式発表会はジャマイカのGoldenEyeにて行われました。
    このGoldenEyeは、ジェームズ・ボンドの原作者、イアン・フレミングがかつて住んでいた家であり、1952 年にジェームズ・ボンドというキャラクターを生み出した場所でもあります。
    1995 年の作品タイトルは、現在は高級ホテルリゾートとなっているこの建物にインスパイアされました。

    • 公式のボンド作品にとって初のアメリカ人、また、初のアジア系の監督となるキャリー・ジョージ・フクナガがメガホンを取ります。
    •  再び登場するキャラクターおよび役者としては、マドレーヌ・スワン役のレア・セドゥ、Q 役のベン・ウィショー、M 役のレイフ・ファインズ、イヴ・マネーペニー役のナオミ・ハリス、 フェリックス・レイター役のジェフリー・ライトが発表されています。
    • 新しく登場する役者としては、アナ・デ・アルマス、ビリー・マグヌッセン、ラシャーナ・リンチ、そしてラミ・マレックが発表されています。

     

    007 ジェームズ・ボンド」シリーズ新作の『 No Time To Die(ノー・タイム・トゥ・ダイ)』は 2020 11 月公開予定です。

     

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