パームスプリングス カプセルコレクション

16 Mar 23

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パームスプリングス カプセルコレクション

グローブ・トロッターの新たなカプセルコレクション。パームスプリングスの時代を超えたスタイル、洗練、自然の美しさに敬意を。

世界には、どうしてか、おのずとクールさを醸し出す場所があります。ベルリンのロックンロール・ストリート、ニューヨークのダウンタウン、イーストロンドンのショアディッチ、そして、カリフォルニア州のパームスプリングス。カリフォルニアと言えば、その魅力としてロサンゼルスを思い浮かべる方も多いでしょうが、パームスプリングスでは、一味違うウェストコーストが楽しめます。スリム・アーロンズ(Slim Aarons)の写真やコーチェラの音楽祭が有名です。

そう、太陽が降り注ぐ砂漠、レトロなネオンサイン、ミッドセンチュリー・モダン建築の発祥の地でもあり、ハリウッド関係者の遊び場として有名人が多く訪れ、華やかなスキャンダルに彩られた歴史を有しています。マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)やフランク・シナトラ(Frank Sinatra)、エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)をはじめ、ハリウッド黄金時代のスターが邸宅を構え、休暇を過ごしました。最近の著名人では、クリス・ジェンナーとその娘コートニー・カーダシアン(Kris and Kourtney Kardashian)がラキンタ地区に豪邸を所有しています。また、パームスプリングスのダウンタウン近くにあるレオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)所有の美しいランチ様式の住宅は、もともと歌手のダイナ・ショア(Dinah Shore)のために1960年代に設計されたもので、貸別荘として利用することもできます。

「グレーター・パームスプリングス(パームスプリングスとその周辺地域)は暑すぎるし、することがあまりなく、いるのは退職後の老人ばかりと、誤解されています」と、グレーター・パームスプリングス観光局の広報責任者、ジョイス・キール(Joyce Kiehl)さんは語っています。「でも本当は、他所ではなかなか味わえない静けさとピュアなインスピレーションが感じられる場所なのです。パームスプリングスの独特の景観と自然の美しさのおかげです。グレーター・パームスプリングスは、本当に砂漠の中のオアシスなのです。また、ミッドセンチュリー・モダン様式の建築物が世界で最も多い地域のひとつで、私たちのDNAには時代を超えた魅力と洗練が刻まれており、そこから、のんびりとプールサイドでくつろぐ、特有のライフスタイルが生まれてきたのです。」

グローブ・トロッターは「天使の街」ロサンゼルスに、米国初の店舗 を最近オープンしました。それに合わせて、新しくパームスプリングス・カプセルコレクションを発表、ロサンゼルスの隣町であるトレンディーなパームスプリングスに敬意を表します。このスタイリッシュなデザインは、モダニズムの美にヒントを得ました。今年のモダニズムウィーク(2月16日~26日)に合わせて発売する本コレクションのカラーパレットは砂漠のリゾートタウンをイメージしています。

 

「アイボリーは、街の背後に広がる、美しい砂漠の山々を表現しています。イエローとブルーは、輝く陽射しにキラキラと光るプールです。グリーンは、オアシスで風にそよぐヤシの木と緑が生い茂る景色を表わしています」と、キールさんは説明しています。「内側の星形模様は、1950〜60年代を象徴するスプートニク・シャンデリアをイメージしたもので、パームスプリングスの豊かなミッドセンチュリー・モダン建築と歴史への敬意を込めました。」

本コレクションには、ラージ・チェックイン・スーツケースキャリーオン・ケーススモールアタッシェ、 二種類のラゲッジタグ(ともに太陽を思わせる黄色)に加えて、このコレクションだけのヤシの木イラストのレザートラベルステッカー が含まれています。 グローブ・トロッターは、著名写真家、アーロン・フィーバー(Aaron Feaver)とともに西海岸へと向かい、広告用の撮影を行いました。撮影は、建築家、ドン・ボス(Don Boss)が設計、モダニズムの影響が感じられるウェア・エステート(Ware Estate)で行われました。この美しい邸宅は、セレブに人気のオールド・ラス・パルマス地区(この地でエルビス・プレスリーと夫人のプリシラ[Elvis and Priscilla Presley]が1967年にハネムーンを過ごした)にあり、7つのインフィニティ・プールとガラス壁、ネイティブガーデンが特徴です。グローブ・トロッターがこの邸宅を選んだのは、この地域のミッドセンチュリー・モダン建築をフィーチャーするとともに、コレクションの印象を最大限に引き立たせるためです。

グレーター・パームスプリングス・ガイド

バーおよびレストラン

パームスプリングスのダウンタウンにあるTac/Quilaでは、様々なテイストが融合したスタイリッシュな雰囲気、マルガリータ飲み比べセット、美しく盛り付けられたメキシコ料理が楽しめます。パームスプリングスのシックなバー、Truss & Twineでは、ドリンクは、黄金時代から禁酒法時代、そして現代まで、時代に合わせて名前が付けられています。ショッピングモール、The Gardens on El PaseoにあるWilma & Frieda は、朝食やブランチに人気で、ほっこり満足の味わいです。ラキンタ地区のChúla Artisan Eateryは、農場直送の季節の素材を家庭的なレシピで調理した料理(例えば、チラキレス、ウェボスランチェロス、グリーンチリ・エッグベネディクトなど)を提供しています。1924年創業のCafe at Shieldsは、デーツ・シェイクとアイスクリームが有名で、17エーカーに及ぶ自社デーツ農場で栽培されたデーツから作られています。あまり知られていませんが、実は、米国で収穫されるデーツの95パーセントがグレーター・パームスプリングスで生産されているのです。


ハイキング・スポット

インディアン・キャニオンズは、カウィーア族アグアカリエンテ・バンドの先祖伝来の土地であり、アグアカリエンテ・インディアン居留地の中にあります。グレーター・パームスプリングスでも最も景色の美しいハイキング・スポットのひとつで、この地域の自然の美しさと文化遺産を探索する玄関口に当たります。壮大な風景の中、60マイル以上に及ぶハイキングやウォーキングのコースが、青々と茂るヤシの木立や山々から流れ出る小川、そそり立つ奇岩、季節によって現れる滝などの間を縫うように巡らされています。

隠れた名所

この地域の鉱泉は、いわば秘宝のようなものです。多くの人は、どれほど沢山の鉱泉がこの地域にあるのかを知らないからです。Azure Palm Hot Springs Resort & Day Spa Oasisでは、ミネラルプールに一日入ることができるワンデイパスが利用できるほか、リフレクソロジーなどのウェルネス体験もできます。Moorten Botanical Garden(ムアトン植物園)は、自然・植物愛好家にとっての楽園です。パームスプリングス南部の静かな地域にひっそりとたたずむMoorten Botanical Gardenには、世界初の「サボテン園」や種苗施設、3,000種類もの砂漠の植物を巡る散策路があります。Smoke Tree Stablesも隠れた名所です。パームスプリングスのダウンタウンからわずか5分ほどのところで、乗馬ができるにもかかわらず、あまり知られていないからです。美しいインディアン・キャニオンズを通る乗馬ツアーなどが楽しめます。

家族向け日帰り旅行

The Living Desert Zoo(リビング・デザート動物園)は、家族向けの楽しいアトラクションです。子供たちも砂漠の動植物について、詳しく学ぶことができます。旅行専門誌『コンデナスト・トラベラー(Condé Nast Traveler)』の米国の動物園トップ10に必ず登場する施設です。キリンへの餌やり体験に加えて、動物とのふれあいに家族で参加することができます。Rhino Savanna(サイのサバンナ)や、ワラビーと一緒に開けた生息環境の中を散歩できるAustralian Adventures(オーストラリアの冒険)などの新しい展示も楽しめます。動物園の中から周辺の山々へと向かうハイキングコースもいくつかあり、ユニークな特徴の一つです。

パブリックアート

「Etherea」は、もともとコーチェラ・ミュージック・フェスティバルの一環として、2019年にコーチェラのダウンタウンに設置されたものです。イタリア人アーティスト、エドアルド・トレソルディ(Edoardo Tresoldi)が製作したワイヤーメッシュ彫刻で、光の具合によっては、ほとんど透明に見えることもあり、幽霊のような印象を与えます。Coachella Walls(コーチェラの壁)も、コーチェラのダウンタウンにあります。カラフルで美しい巨大壁画で、地元の人々の生活や闘いを描き、讃えたものです。

グローブ・トロッター x パームスプリングス のカプセルコレクションは、オンラインとグローブ・トロッター 銀座旗艦店、阪急うめだ店、ロンドン、ロサンゼルスのグローブ・トロッターフラッグシップストアでご覧いただけます。

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