グローブ・トロッターで働くにあたり、チームワークが全てといっても過言ではありません。工場スーパーバイザーのダン・パウンダーが仕事について語ります。
グローブ・トロッターの工場でレザーのエンボス加工、そしてインキング(部分染色加工)のスーパーバイザーを務めています。
商品にロゴなどを刻印する際、高温に熱せられた機械を使用します。エンボス加工の過程では、アイテムにスタンプを刻印する際にプレートを使用して美しい仕上がりを保証します。
2000年よりグローブ・トロッターの職人として働いています。
ちょうどクリスマス直前に、まずはアルバイトとして入りました。最初は右も左も分からず、無我夢中で仕事を覚えようと必死に勉強しました。
刻印のプロセス − 平らなレザー生地を用意し、その生地にロゴを刻印していきます。−
次に、商品デザインの責任者に刻印済みの生地を渡し、生地を染めるインクの色を決めます。ほぼ全てのロゴは染色されます。パントーン・カラーの中からアイテムごとに最適な色を選びます。レザー生地によっては暗い色は使えない場合もあるので、生地と完成品に最適な色に辿り着くまで長時間を費やすこともあります。最も人気の高い色は定番のブラック、ネイビー、そしてアイボリー。続いて、プードル(ライトベージュ)、サンド(砂色)、そしてこげ茶色も人気があります。
典型的な一日は、各セクションに必要な人数の割り振りから始まります。
工場にはインキング用の機械が 11機あり、私ともう一人の職人の二人でエンボス加工を行います。どのようなラインを組むか、全ての裁量は発注数を基にしています。時として、半日を過ぎた頃に突然の注文が舞い込むこともあります。
工場員には常に、一点一点が手作りのビスポーク品であることを強調しています。一点一点が特別でユニークなアイテムであり、一つとして同じ作業は無いものだと伝えています。
作業がどうしても上手くはかどらない時は全員が一丸となって助け合い、全員でゴールを目指します。チームとして作業をしているのです。こういったチームとして、グローブ・トロッターのようなブランドで働くことができる幸せを常日頃感じています。
最近において大きな挑戦となったのはジョン・ブース・コレクションでした。
どの製作工程も独特なものだったので、納得のいく完成品まで長く険しい道程でした。非常にカラフルなデザインのため、特に染色が困難を極めました。最適な製法は商品ごとに変わってくるため、問題が発生した際には私が解決策を練る必要があります。全てが順調に進んだ時にはとても充実した気分になります。
私はトッテナムFCのファンなので、シーズン中はサッカー観戦に熱が入ります。
– 他の趣味としては音楽が大好きなので、友人や家族とよくライブコンサートにも出かけたりします。平日は一生懸命働き、週末は一生懸命遊びます。
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