空前のフォーミュラワン®2024年シーズンが開幕します。24戦にわたるグランプリでは、数々のチームやドライバーたちが世界で最も壮観なサーキットで競い合います。その第1戦の舞台となるのがバーレーン。アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラワン®チーム( Aston Martin Aramco Formula One® Team)は、ハンドルを握るランス・ストロールとフェルナンド・アロンソと共に史上最強の戦略で挑み、レギュラーポイントと表彰台、そしてグリーンでの初勝利を狙います。
サヒール砂漠の中にあるバーレーン・インターナショナル・サーキットは、グランプリの会場として20年の歴史を誇り、照明の下で手に汗握るレーススペクタクルが繰り広げられます。レースカレンダーの中で最も路面が粗いサーキットの1つで、タイヤの性能劣化が勝負を左右しかねません。また、中央にそびえるタワーもこのサーキットの名物。バーレーン王家とその招待客専用のVIP席です。
長い週末を過ごすのに、バーレーンが理想的な場所なのはなぜ?
興味深いことに、ドバイが大発展を遂げる前は、湾岸地域におけるビジネスとレジャーの拠点都市といえばバーレーンでした。もともと、エミレーツ航空などよりも長い歴史をもつガルフ・エアのハブ空港でもあったのです。空港では新プロジェクトが多数進行中で、アクセス利便性も急速に高まりつつあります。最近ではバーレーンの空港に10億米ドルをかけた新旅客ターミナルが建設されました。さらに同国はドーハのハブ空港に対抗するため、まったく新しい空港を埋め立て地に建設する計画も立てています。その費用はなんと100億米ドル。バーレーンには、湾岸地域の玄関口としての利便性のみならず、素晴らしい建築、文化遺産、活気溢れるスーク(市場)、現代的なショッピングモール、海辺の絶景など、見どころがたくさんあります。訪れた人々はつい長居をし、その魅力に気付かされるのです。
旅の楽しみ方は?
一生忘れられない、バーレーンでのドライブ – 言うまでもなく、バーレーンは島国です。何世紀もの間、船でしか入国できませんでした。しかし、バーレーンとサウジアラビアのアル・コバールを結ぶキング・ファハド・コーズウェイが1986年に開通しました。今、バーレーンへ入国するための最高にドラマチックな方法といえば、サウジアラビアのダンマームへ飛行機で降り立ってスーパーカーをレンタルし、ペルシア湾を渡って国境を越えること。海上に伸びる橋は、富裕層向けの島々をいくつか通り過ぎ、道路の両側に高級邸宅が建ち並ぶ首都マナーマへ至ります。忘れられないドライブ体験になるでしょう。
バーレーンの最新情報といえば?
コンラッド・バーレーン・フィナンシャル・ハーバー – 衆目の的となっているのが、バーレーンに新規オープンしたコンラッド・バーレーン・フィナンシャル・ハーバー です。フォーミュラワン®のファンたちが訪れるのにちょうど間に合うよう、2月25日からの予約受付が始まりました。バーレーン初となるオールレジデンシャルのコンラッドは、同系列で最もラグジュアリーなホテルともいえるでしょう。もちろん、デザインも秀逸です(手掛けたのは2024年最注目のホテルデザイナー、LWデザイン)。極めてモダンなグレーとゴールドの色使いを基調に深紅やターコイズブルーがアクセントを添える広々としたスイートルームは、全室から紺碧のペルシア湾の絶景が望めます。ホテルが立つのは、マナーマ中心部のバーレーン・ベイ。ホテル館内には、フュージョンレストラン「スシサンバ」のバーレーン1号店もあります。スシサンバのロンドン店と同様、仕事終わりの人々が集うマナーマの人気スポットとなるに違いありません。
次はどこに行く?
秘境ビーチを楽しむ― – バーレーンのビーチは訪れる価値があります。小さな島国ながら、まだ知られていない、驚くほど閑静なスポットがあり、現代的な湾岸都市の喧騒とはまったく別の世界を味わうことができます。南西部のラース・ドゥバスまで足を延ばしてみましょう。海岸沿いの好立地にあるジュメイラ・ガルフ・オブ・バーレーン・リゾート&スパでは、贅沢なスパや伝統的な舟「アブラ」で海を旅するツアーでリラックスでき、もちろん数百メートルに及ぶ柔らかな砂浜や洗練された食事を楽しむこともできます。
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