F1 2023 インサイダーズ・ガイド No.2:サウジアラビア

23 Mar 23

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F1 2023 インサイダーズ・ガイド No.2:サウジアラビア

バーレーンで華々しく開幕した 2023 年フォーミュラ 1 。英国のアストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン™チーム は初戦を終え、第 2 戦の地、サウジアラビアのジッダ に向かいます。第 1 戦を 3 位でフィニッシュしたフェルナンド・アロンソと 6 位のランス・ストロールは、サウジアラビアグランプリが開かれるジッダ・コーニッシュ・サーキットをファンの歓声でいっぱいにしてくれるでしょう。

サウジアラビアの壮大な自然美に感動するなら―アル・ウラー

Al'Ula – サウジアラビアで最も人気の観光地アル・ウラーは、メディナ州にある古代のオアシスです。月面を思わせる赤茶色の岩や、浅い眠りの中で見る 砂漠で迷子になる夢のような風景が、昔から冒険心あふれる旅人を魅了してきました。その圧倒的な無の世界にくさびを打ち込んだように 、古代の建造物の遺跡が点在しています。そのひとつ、ヘグラ遺跡はサウジアラビア王国で最初にユネスコに登録された世界遺産です。インディジョーンズを想起させる風景は、ペトラ遺跡ともよく比較されます。また、アル・ウラーは芸術の水準の高さでも世界的に有名で、デザートXによる巨大なパブリックアート や、砂漠の中に建設された全面鏡張りのホールなどの個性的な建物がよく知られています。

ジッダでF1に熱狂するなら―コーニッシュ

Corniche – 紅海の海岸線に沿ったジッダのリゾートエリア 、コーニッシュは、間もなく F1 レーシングカーの轟音とともに熱い興奮に包まれます。2021 年と 2022 年に続き、今年もサウジアラビアGPの会場となるジッダ・コーニッシュ・サーキットは、30 kmに及ぶウォーターフロントエリアの中心地にあります。このエリアは全体がジッダの前庭としての機能を持ち、豊かな緑、遊歩道、公園などが配置され、夕日を眺めながらの散策を意識して設計されています。空高く水を噴き上げる世界最大のファハド王の噴水アル・ラーマモスクは必見。さらに、水族館のほか、ショッピング施設やレストラン、カフェも数多くそろっています。


新鮮な魚料理を味わうなら―レイハナ

Reyhana – 近年ますます都会的になるジッダのダイニングシーンでも、特に注目を集めるレイハナ。豪華な内装と上質なサービスとともに紅海の極上のシーフードを味わうことができる、まさに特別なディナーのために出かけたいレストランです。サウジアラビアの沿岸には1,200種類を超える魚が生息していて、そのため現地では宴席の料理としてシーフードが人気です。レイハナでは、毎週木曜日にインドネシアのヌサンタラ料理のビュッフェが開催されます。東南アジアのスパイスと香りとともに、地中海料理やモロッコ料理、そして中東の定番料理である優しい味わいのムターバルなども用意されています。

スピード好きなら絶叫系を―ジッダのテーマパーク

Jeddah – ジッダではテーマパークが人気で、スリリングなアトラクションは、人々の娯楽の定番になっています。だからこそジッダは、轟音と、匂いと、ハイスピードなアクションが特徴の F1 レースの開催地に最適なのです。アタラ・ハッピーランド、ジャングルランドなどファミリー向けのテーマパークも人気がありますが、ぜひ訪れていただきたいのはアル・シャラル。ここのアトラクションは大人向け(つまり、スピードとスリルが強烈だということ)なのです。巨大なジェットコースターや船酔いしそうなバイキング、観覧車のほかに、宇宙をテーマにした 無重力アトラクションのスペースゾーンなどがあります。スペースゾーンには、イスラム教徒のアラブ人として初の宇宙飛行士となったスルタン・ビン・サルマン王子 の宇宙服のレプリカが展示されています。アラブサット 2 号衛星の打ち上げミッションで王子が着用したもので、一見の価値があります 。


サメやイルカと泳ぐなら―紅海でスキューバダイビング

Red Sea – ジッダで最高のアウトドア・アクティビティは魚と一緒に泳ぐことと言っても過言ではないでしょう。さあ、スキューバダイビングの器材を持って(なければ、海岸沿いにたくさんあるダイビングショップで必要なものはすべてレンタルできます)、紅海に泳ぎ出しましょう。ミノカサゴ、ルリホシエイ、ホワイトチップシャークに出会う冒険の記憶は、きっと心に残るはずです。代表的なダイビングポイントは、SSスタフォノス 号が沈んでいる場所(ケーブルレックと呼ばれています)。そこには海の生き物がたくさん棲んでいます。サメの孵化場があるジャバル・アル・レイス島も見どころ。また、難破船のアンアン号で知られるアブ・ファラメーシュ・リーフもスキューバ好きには有名なダイビングスポットで、水深が深いため紅海のミステリアスな一面を見ることができます。

サウジアラビアの典型的な都会の風景を見るなら―リヤドで建物探訪

Riyadh – サウジアラビアの首都リヤドは、いつかは世界一高いビルを、世界一広い空港を、という野望を持っていますが、しかし現在すでに、注目すべき壮大な建築物がいくつも存在します。アル・ファイサリア・センターは、ノーマン・フォスター卿が設計した高さ 276 メートルの高層ビル。このビルのシンボルである最上部のガラスの球体の中にはグローブという名のレストランが入っています。キングダム・センターには、スカイブリッジという地上 300 メートルの空中を横断する チューブ状の展望通路があり、発展を続けるリヤドの見事なスカイラインを見渡すことができます。一方、1865 年に築かれた マスマク城塞 や、1945 年にアブドゥルアジズ王のために建設されたムラバ宮殿など、古い建築物も必見です。

バーレーンでの華々しい開幕戦を終え、アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラワン™チームはサウジアラビアに。

Globe-Trotter x Aston Martin Aramco Cognizant Formula One® Teamのパートナーシップは、クラフトマンシップ、イノベーション、ヘリテージへの共通のコミットメントを称えています。グローブ・トロッターのタイムレスなハンドメイドのラゲッジと、アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1™チーム(AMF1)の最先端のデザインと性能が融合した限定コレクションを是非、ご覧ください。

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