Eye For Design: ミラノサローネ国際家具見本市 2018

17 Apr 18

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Eye For Design: Salone Del Mobile Milano 2018 - GLOBE-TROTTER

ポール・スミスとのコラボレーションによって誕生した限定スーツケースの、ミラノ・デザイン・ウィークでのデビューを記念し、2018年度サローネ国際家具見本市の展示ガイドをお届けします。

ミラノはファッションの発信地として世界に知られていますが、毎年 4月になると卓越したデザインがミラノの街を一週間にわたって埋め尽くします。

サローネ国際家具見本市は毎年 165ヵ国以上の国々より 30万人以上もの来場者を迎え、世界一の規模を誇る家具およびデザインの国際見本市です。会場のロー・フィエラミラノ展示センターには 2,000組以上もの出展者が集い、6日間にわたり、デザイン関連のトークセッション、展示、イベント、パーティーなどがミラノ中で開催されます。

 2018年 4月 18日の水曜日、グローブ・トロッターはイギリスを代表するファッションデザイナーのポール・スミスとのコラボレーションによって誕生した新たな限定スーツケースを発表しました。スタイリッシュな新作のお披露目はミラノのポール・スミス店舗にて行われました。見本市最大イベントの一つとなったこの発表パーティー以外にも、デザイン愛好家にとって心躍るサローネ国際家具見本市のハイライトをまとめてみました。

リー・ブルーム(Lee Broom)の新コレクション「オブザーバトリー(Observatory)」

イギリスの斬新な照明ブランド、リー・ブルーム(Lee Broom)より、天体にインスパイアされた新コレクション、「オブザーバトリー(Observatory)」が本年度の見本市にてデビューを飾りました。今回、展示された彫刻のような 7点の新作ライトは、イギリス人天才照明デザイナー本人によれば、「今までで最も画期的な作品」であり、2018年度の新コレクション三部作における序章にあたります。今後の動きにもぜひご注目を。

カルロ・ラッティ・アソシアティ:「リヴィング・ネイチャー」

「20 世紀において、自然や田舎の村々を支配するために都市は拡張しました。今日における人類の挑戦は、それとは真逆の方向に向いています。いかにして都市に自然を呼び戻すことができるのでしょうか?」この重大な疑問を投げかけるのはイタリア人建築デザイナー、カルロ・ラッティ(Carlo Ratti)氏。本年度の見本市の最大の目玉として、受賞歴のあるラッティ氏の素晴らしいヴィジョンが詰まった空間がミラノを象徴する大聖堂広場(Piazza del Duomo)に誕生しました。その空間とは「リヴィング・ネイチャー(Living Nature)」と呼ばれる最先端のガーデン・パビリオンであり、四季が一つの空間に同居しています。空間を通り抜けるだけで自然と四季の移ろいを一度に楽しめる必見の展示です。

ヴィトラが自らを型にはめる

伝説的家具ブランド、スイスのヴィトラ(Vitra)は、ミラノのデザイン地区として有名なブレラ(Brera)地区にある元スポーツアリーナ、ラ・ペロタ(La Pelota)内での大規模な展示のキュレーターにオーストリア人デザイナー、ロバート・スタドラー(Robert Stadler)を抜擢しました。ブランドの全体像を一つの展示に要約して見せる、という一見してシンプルではあるものの、大胆な試みを担ったスタドラ―氏は、ヴィトラのアーカイブより 200 点以上もの商品をコラージュしてスケールの大きい作品を作り上げました。ウィットに富んだ展示名も独特です。「タイプキャスティング(型にはめる):象徴的だが忘れ去られたヴィトラの新たなキャラクターたちの集まり」。

デイヴィッド・ロックウェルのダイナ―

影響力のあるデザイン雑誌「Surface」は発刊25周年を記念して、ニューヨークの建築家、デヴィッド・ロックウェル(David Rockwell)と手を組み、アメリカの心の拠り所である食堂(ダイナ―)へのオマージュを込めた独特な空間を作り上げました。2018 年度サローネ国際家具見本市でデビューを飾ったこのダイナーは食堂として完全に機能し、見本市の最大の目玉の一つとして、「アメリカ横断の食の旅」を来場者に提供します。日中は現代アメリカの料理やドリンクを提供し、夜間はパフォーマンスやパーティーも開催するナイトクラブへと変貌します。

Googleの「ソフトウェア」

テクノロジーと自宅との統合によるビジネスチャンスは増すばかりです。テクノロジー巨大企業の Google 社の最大の目標とは、テクノロジーと自宅との統合を出来る限りシームレスに行うこと。今回、Google 社は「ソフトウェア(Softwear)」と題されたインスタレーション作品でサローネ国際家具見本市に初登場を果たしました。長年にわたって Google 社とコラボレートを続けてきたオランダ人トレンド予測者、リドヴィッジ・エデルコート(Lidewij Edelkoort)女史がキュレーターを務めた本作品では、Google 社の対話式(双方向)商品が家庭的な環境にちりばめられています。私たちの生活の中におけるテクノロジーの未来についての対話を促す興味深い作品です。

ミラノサローネ国際家具見本市 2018
開催期間:2018年 4月 17日 ~ 22日
salonemilano.it/en/

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