Special Interview:ポルトガル ポルティモネンセ所属・廣澤灯喜選手

28 Jun 21

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Special Interview:ポルトガル ポルティモネンセ所属・廣澤灯喜選手

海外リーグへのチャレンジ

夢の始まり、スーツケースと歩む

全国高校サッカー選手権2020にて、一躍スター候補に上り詰めた選手がいる。

それが廣澤灯喜(ひろさわとき)選手だ。彼は決勝という大舞台で先制点を決め、PK戦までもつれながらも見事 山梨学院高等学校に11年ぶり2回目の優勝をもたらした立役者のひとり。

そんな彼は大会当初から注目される選手でもなければ、サッカーエリートでもない。

ではなぜ日本を飛び越し、海外への挑戦できたのか、そして旅の相棒に選んだグローブ・トロッターの印象を聞いてみた。

全国高校サッカー選手権2020優勝おめでとうございます。
大会終了後にその結果が評価され、ポルトガルのポルティネンセからかオファーが来たときの心境を聞かせてください。

大会終了後に山梨学院大学への進学が決定していましたが、1週間が経ち、現在所属するポルティモネンセからオファーが舞い込んできました。それを聞いたとき、頭が真っ白になりました。Jリーグからのオファーでもビックリしますが、海外リーグからのオファーでしたから。よく父親がどこで誰が見ているか分からないから、いつでも気を抜かないようにという言葉を口酸っぱく言っていましたが、まさにこの時に身に染みましたね。ゴールという結果を出して優勝することができたから今があり、人生のターニングポイントになりました。これがもし準優勝だったら、今の自分はないと思います。

実際にポルトガルに渡り、1シーズン過ごしてみて海外サッカーの違い、環境への対応など、どのように感じましたか?

日本は組織で動き、組織で守る。規律と協調性が求められますが、海外では逆。自己主張することが大事で、自分をアピール=アシストやゴールを残さないと試合に出られません。小学校の頃にスペイン留学に行ったとき、いいプレーをすれば賞賛される、逆に悪いプレーをすれば叩かれることを覚えました。

ポルトガルも同じで、ドリブルを武器にする僕にマッチした国です。ただ、ポルトガル語がうまく話せないところが歯痒いです。チームに通訳がいますが、なるべく早く覚えたいし環境にも対応できるように、練習中は通訳を通さず、自分で積極的に話すようにしています。あと食事面が一番苦労していますね。クラブで支給されるお弁当とか、なかなか舌にあわず(苦笑)。今日本に帰ってきて思うのが、やっぱり日本食が美味しくて、日本の素晴らしさを改めて体感しました。

全国高校サッカー選手権決勝もそうでしたが、大舞台や試合で結果を残すためのパフォーマンスを引き出す秘訣はありますか?

練習することですね。僕は誰よりも練習していると自負しています。小学校の頃から空手と並行してサッカーを始めましたが、最初は下手で……。周りがうまくて悔しい思いをしました。

そこからいっぱいボールに触れてうまくなってやろうと。負けず嫌いなんです。

中学3年生の頃に父親から将来の夢を選択しろと言われ、迷わずサッカーを選びました。そして高校に入ると同時に、父親がサッカーに専念できるようにわざわざ神奈川県から山梨県に引っ越し、練習環境を整えてくれました。それもあり部活で練習が終わった後に、夜遅くまで自宅で自主練できました。サッカーへ多くの時間を費やせる環境を整えてくれた両親には感謝しています。

でも高校12年まで結果が出ず、監督から自分が得意とするドリブルはいらないとも言われ、結果レギュラーにも選ばれず、世代別の代表にも選ばれませんでした。その頃試合に出られないことへの不満もありましたが、それを練習量で誤魔化していましたね。周りから見れば努力していると思われますが、僕の中で練習することが努力とはまったく思いません。サッカーが大好きだから。練習を積み重ねればプレーでしっかり証明できるし不安もなくなる。だから続けられます。

その結果が高校3年生の頃にレギュラーとして現れ、決勝のときに先制ゴールという最高のパフォーマンスを披露できたのかと思います。でも喜びは一瞬で終わりましたが、今でも振り返ると嬉しかったですね

日本では2人目となるプロ最初のキャリアを海外=ポルトガルから始まった廣澤選手ですが、海外へ行くときにこれはマストで持っていった、そんな大事なものはありますか?

体ひとつあればいいやと思って、これといって特別なものは持っていかなかったかも。練習着にスパイク、それと私服。小さい頃から使っていた布団は持っていきましたね。縁起物とかには頼りません。なんだろう、僕は周りの選手より練習量をこなしているし、それが自分への自信に繋がっていますから必要最低限のものさえあれば十分という考えでしたね

ポルトガルで活躍する廣澤選手が、旅のパートナーとして選んだグローブ・トロッターの印象は?

僕のモノ選びの基準はありきたりですが、カッコいいことが条件。僕が選んだトロリーは第一印象でカッコいいと思いました。素材に使われているヴァルカン・ファイバーは傷も味になると伺いましたが、このトロリーと一緒に旅をしていきながら経年変化を楽しみたいです。それとハンドル部分が握りやすい。スーツケースで重量を取られることがイヤですが、これは軽くて必要な荷物がしっかりと詰め込めるところも魅力です。それに歴史背景もすばらしく、このトロリーに似合う、一流のサッカー選手になれるように努力しなければいけませんね。そのためにはポルトガルでちゃんと結果を残し、将来には子供の頃から憧れていたスペインでプレーしたいと思っています。それを実らせるためには、今のチームで実績を積まないといけません。このトロリーとともに、もっと成長できるように練習していきます。

 

高校時代はノーマークでありながらも決勝の舞台で劇的なゴールを決め、日本で2人目となる海外でプロのキャリアをスタートさせた廣澤選手。人一倍の練習量を誇り、それが他を寄せ付けないプレースタイルの軸となり、自信へと繋がっていった。初々しさが残る18歳の彼は、まだまだ進化の途中。いつか海外の強豪クラブへ移籍し、エースとして戻ってきたとき、トロリーを引くその姿を、近い将来見られる日が来るだろう。

 

廣澤灯喜

2002年生まれ、18歳、ミッドフィルダー。小学校の頃からサッカーを初め、湘南ベルマーレU15小田原を経て、山梨学院高等学校に入団。高校3年生の頃にレギュラーに定着し、全国高校サッカー選手権2020決勝戦で、スピードとテクニックを駆使したドリブルから先制点を決め、サッカー関係者から大きな注目を浴びる。そのドリブルが現在所属するポルトガル ポルティモネンセの目に留まり、プロキャリアを海外でスタートする。将来、日本を代表するドリブラーとして期待を集めている。

SAMURAI BLUE Limited Collection

 

日本サッカー協会(JFA)と日本代表のアパレルプロバイダー契約締結を記念した、限定トラベルケースを発売。

ボディにはフルカーボン・ファイバーを使用し、強靭なボディを実現。そこにサッカー日本代表のエンブレムが刻印されたデザインが目を引きます。ライニングやレザーパーツには「SAMURAI BLUE」の勝色からインスピレーションを受けた、美しく潔いブルーカラーをあしらっています。ハンドルは2段階調整ができ、4ホイール仕様の機能的なトロリーとなっています。W39.5×H55×D18cm437,800円 

U24日本代表モデル : ボディには、グローブ・トロッターの象徴となるヴァルカン・ファイバーを採用。機動的な4ホイールを使用しています。グローブ・トロッターの人気カラーでもあるネイビーのボディに、限定モデルの証として、ボディ中央部にサッカー日本代表のエンブレムをさり気なくデザインしています。 W39.5×H55×D20.5cm299200円。

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