グローブ・トロッターは、1897 年の創業以来、手作りのスーツケースを製造する、世界的に名高いラゲッジ・メーカーです。 しかし、近年は、ハンドバッグのラインアップを着実に増やし、洗練させてきました。その皮切りとして2000年代初めに箱形の「ユーティリティケース(Utility Case)」を発売、そして2023年、新作の 「マイクロケース(Micro Case)」を発表しました。当ブランドを代表するスーツケース、「センテナリー」をマイクロサイズ化した、ファッショナブルな製品です。
ご存じの通り、これまでもグローブ・トロッターは、旅行用ラゲッジとともに付属の品々もお届けしてきました。薄型のアタッシェ・ブリーフケースに、ヴァニティケース、携帯用ジュエリーケースやシューケースなども、一世紀以上も前から当ブランドのカタログに掲載されています。この種の製品においては、そのクラシックなデザインが長く愛されています。しかし、ハンドバッグは、大胆に実験的なデザインを取り入れるなど、それ自体が野心的な作品として注目を集めることも多いジャンルです。
しかし、グローブ・トロッターのバッグの美しさは、その発想においても、作り方においても、スーツケースと同じ伝統を受け継いでいるところにあります。その点、この新作コレクションに勝るものはありません。「 マイクロケース」は、「センテナリー」スーツケースのフォルムを、ストラップやコーナーの皮使いからハンドルまで、全てそのまま生かして、機能的なクロスボディバッグとして生まれ変わらせています。取り外しできる「昼用」と「夜用」のふたつのストラップが付属しているため、お出かけのシチュエーションに合わせて、印象を変えることができます。
小型のバッグと上品でレトロなトップハンドルは、2023年の流行です。今も昔も、ハンドバッグは、落ち着いた服装に遊び心やおしゃれ心をプラスするアイテムとして楽しまれてきました。ネットで話題になったJWアンダーソンの鳩のクラッチバッグや、ポップアート風のアニヤ・ハインドマーチのトートバッグなどもその好例です。
グローブ・トロッターのハンドバッグは、決して新奇なデザインでも流行の最先端でもありませんが、一生ものとして作られています。スーツケースと同じように、使えば使うほど、時とともに味わいを増していきます。
グローブ・トロッター、バッグのタイムライン
ザ・ロンドン・スクエア(The London Square)
2017年、「ユーティリティケース」をさらに進化させて、より小型で、よりスタイリッシュな「 ロンドン・スクエア」が誕生しました。以来、グローブ・トロッターのラインナップの中でも、洋服、和服を問わず様々なスタイルに対応し、人気の高い製品のひとつです。斜めがけすることも、レザーのハンドルで持ち運ぶこともできます。また、レザーのチャームやタグ、ステッカーが、「ロンドン・スクエア」に取り付けられるようにデザインされ、自由にカスタマイズできるのも魅力。さらに、スヌーピー、ディズニー、 カサブランカ、タイラー・ザ・クリエイター とのコラボレーションから生まれた特別バージョンも取り揃えた「ロンドン・スクエア」は、真にオリジナルなシリーズとして愛されています。
ミニチュアケース(Miniature Case)
「マイクロケース」の先駆けにあたる、「ミニチュアケース」 は、2019年に登場しました。クラッチバッグとして手持ちでも、付属のレザーストラップを付けてショルダーバッグとしてもお使いいただけるミニマルなデザインのバッグです。コーディネートに彩りを添えるポップなカラーから、定番カラーまでバリエーション豊富に取り揃えています。
メッセンジャーケース(Messenger Case)
1950年代の定番商品からインスピレーションを得て、日常使いのアイテムとしてデザインされた、「メッセンジャーケース」。 ユニークな縦型のシルエットとクロスボディが特徴、最低限の必需品は全て収納できます。
マイクロケース(Micro Case)
2023年に新登場の「 マイクロケース」。 グローブ・トロッターが誇る職人技がさらなる進化を遂げています。センテナリー・スーツケースを小型化したもので、ボディはヴァルカン・ファイバー、中にはレザーのジップポケットが付いています。グローブ・トロッターのスーツケースと合わせて遊び心を演出することも、マイクロケースだけをシックなアクセサリーとして持ち歩くも、お好みに合わせてお使いいただけます。
今年はどこへ-マイクロケースが似合う旅
サファリ、アイボリー/ナチュラル
デスティネーション:ケープタウン(南アフリカ)
南アフリカの三つの首都のひとつ、ケープタウンのアーバンサファリに出かけましょう 。ケープタウンは、雄大なテーブル山を背にした、国際的かつクールで文化的な都市。世界屈指の博物館やレストラン、自然遊歩道が魅力です。
ポップ、マジョリカグリーン/オレンジ
デスティネーション:フィレンツェ(イタリア)
この鮮やかな、全く新しい配色のバッグは、「花開く、繁栄」という意味を持つその名ふさわしい都市を歩くのにぴったりです。トスカーナ州の州都でルネサンス発祥の地でもあるフィレンツェはユネスコ世界遺産に指定されており、街角の至るところで、素晴らしい芸術や歴史に出逢い、ショッピングを楽しめます。
センテナリー、オックスブラッド/ブラック
デスティネーション: シンガポール
海に囲まれた、この光きらめく都会では、エレガントなオックスブラッドとブラックの組み合わせが似合います。世界で最も清潔かつ環境に優しい都市に選ばれたシンガポールの見どころは、そびえ立つ高層ビル群、独自の生物多様性、食欲をそそる屋台です。
センテナリー、ブラック/ブラック
デスティネーション: ヘルシンキ(フィンランド)
フィンランドの首都を散策するなら、クールな北欧のイメージに合わせて、黒と黒を組み合わせた配色はいかがでしょうか。デザインや建築の愛好家はもちろん、深夜のお酒やダンスを楽しみたい方も、是非とも訪れるべき場所です。
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