ベストセラーから選ぶ。機内持ち込みスーツケースの選び方&活用ガイド

27 Oct 25

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ベストセラーから選ぶ。機内持ち込みスーツケースの選び方&活用ガイド

機内持ち込みスーツケースは、快適に荷物を運べる旅の必需品です。スーツケースを機内持ち込みで利用すれば、荷物を預け入れる待ち時間や、ロストバゲージの不安をなくすことができます。

しかし機内持ち込み可能なスーツケースは、サイズや重量の制限が受託手荷物よりも厳しいため、何を選べばいいか迷いますよね。

本記事では、機内持ち込みが可能なスーツケースのサイズと重量制限、持ち込み制限のあるものを分かりやすく解説します。おすすめの売れ筋スーツケースも、ブランド別に厳選してご紹介します。

自分の旅に合った快適なスーツケースの選び方が分かれば、荷物の悩みを解消できますよ。

飛行機に持ち込み可能なスーツケースの条件

まずは、飛行機内に持ち込み可能なスーツケースの条件について確認していきます。

機内持ち込みスーツケースのサイズ

機内に持ち込めるスーツケースのサイズは、利用する航空機の座席数で決まるのが一般的です。利用航空会社や、国内線か国際線、座席の利用クラスによっても異なる場合があるため、詳細はその都度確認してください。

機内持ち込みスーツケースのサイズ規定

飛行機の座席数

3辺の合計

各辺の長さ

100席以上

115cm以内

縦55cm×横40cm×奥行き25cm以内

100席未満

100cm以内

縦45cm×横35cm×奥行き20cm以内

100席以上の飛行機とは、フルサービスキャリアの国際線、多くの国内線が該当します。100席未満の飛行機は、主に離島や地方空港を発着する国内線で利用されている、プロペラ機を指す場合がほとんどです。

多くは、100席以上の飛行機と同じ3辺の合計が115cm以内と覚えておけば大丈夫です。LCC(格安航空会社)は、それぞれ異なる規定を設けているので特に注意が必要です。

このサイズ規定は、スーツケースのハンドル部分やキャスターも含めた大きさ(外寸)で測ります。頭上のコンパートメント(収納棚)に入れることを想定した、スーツケースやカバンの大きさです。

機内持ち込みスーツケースの個数と重量

機内に持ち込める荷物は、スーツケースやカバンなどの荷物が1つと身の回り品1個、合計2個までと決められている場合がほとんどです。

身の回り品とは、小さめのハンドバッグやノートパソコン、お土産の袋といった、座席下に収納できるくらいの大きさの荷物のことをいいます。

一部例外として、松葉づえやチャイルドシートなどのベビー用品、サイズの小さいカメラや楽器類は、別で持ち込みが可能な場合があります。

特殊な荷物の持ち込みを考えている場合は、事前に航空会社へ確認をして許可を得るようにしましょう。

荷物の総重量は7~10kgが一般的です。

航空会社や利用するクラス(エコノミー、ビジネス)によっても、厳密さや許容量が異なります。特にLCC(格安航空会社)の場合は、重量の規定が厳しい傾向があるので注意してください。

国内の主な航空会社5社について、機内持ち込み荷物の重量をまとめました。

スカイマークはMCC(ミドルコストキャリア)、ピーチとジェットスター・ジャパンはLCC(格安航空会社)です。

航空会社

総重量

日本航空(JAL)

10kg

全日空(ANA)

10kg

スカイマーク

10kg

ピーチ

7kg

ジェットスター・ジャパン

7kg

出典:各航空会社HP

機内持ち込みスーツケースの選び方

機内に持ち込めるスーツケースのサイズと重量が分かったところで、いよいよ最適なスーツケース選びをしていきましょう。

ここでは、スーツケースの選び方のポイントを以下の3点に絞って解説します。

●      サイズと容量で選ぶ

●      素材で選ぶ

●      機能性で選ぶ

サイズと容量で選ぶ

機内持ち込みのスーツケースを選ぶ際に、まず初めに確認したいのがサイズです。

前述のとおり、一般的な100席以上の飛行機の場合、機内に持ち込めるスーツケースのサイズは3辺の合計が115cm以内とされています。畳んだ状態のハンドル部分とキャスターも含めた、全体の外寸サイズで計測します。

同じ100席上の飛行機でも、機内に荷物を持ち込むことの多い国内線のほうが、国際線よりも厳しくチェックされる傾向があります。航空会社の規定によって異なりますが、大きすぎると受託手荷物として扱われることになるので、あらかじめサイズと重量の確認はしっかりと行いましょう。

重量は航空会社によって、7~10kgまでと制限が異なります。あまり重い荷物は入れないよう注意が必要です。特にパソコン機器などを持ち込む場合、重量が重くなる可能性があります。帰りは購入品などで荷物が増えることを想定して、行きの段階で重量ぎりぎりに詰め込むのは避けたほうがよいでしょう。

何も入っていない状態(本体重量)が3kg以下のスーツケースは、一般的に軽量と分類されます。3~4kg以上のものだと、荷物を入れる前からすでに規定の半分の重さがあるので、入れられる荷物の量が少なくなってしまいます。機内持ち込みを目的としたスーツケースであれば、目安として4kg以下のスーツケースを選ぶのが理想です。

また、重すぎたり大きすぎたりすると、機内に持ち込んで頭上のコンパートメントに収納するときに苦労します。ほかの人の荷物があって、自分の座席近くの収納に十分な空きがない場合は、別の場所に収納が必要になるかもしれません。出し入れも考えて、自分に合ったサイズのスーツケースを選んでください。

素材で選ぶ

スーツケースのサイズと重さが重要だとお伝えしましたが、一方で軽いスーツケースは素材や耐久性が心配な要素でもあります。

スーツケースの素材は、大きく分けて「ソフトタイプ」と「ハードタイプ」があります。

それぞれの代表的な素材とメリット、デメリットをまとめました。

タイプ

素材

メリット

デメリット

ソフトタイプ

ナイロン、ポリエステルなど

・軽量

・ポケットが多く収納性が高い

・衝撃に弱い

・雨などの耐水性が弱い

ハードタイプ

アルミニウム、ポリカーボネートなど

・衝撃に強く、精密機器を入れても安心

・密閉できるのでセキュリティ面で安心

・耐水性が高い

・重さがある

・伸縮性が低い

・狭い場所での開閉に不向き

ソフトタイプのスーツケースは、軽くて前面にファスナーがつけられるので、収納性が高いのがメリットです。一方で、ナイロンやポリエステルでできた繊維素材は、衝撃吸収力に欠けるため、壊れやすいものを運ぶのには向いていません。

ハードタイプのスーツケースは反対に、表面が硬く丈夫で水にも強いため、中の荷物を衝撃から守る力に優れています。中でも従来のアルミニウム製のスーツケースは重量があり、持ち運びにはあまりおすすめできません。

最近は、ポリカーボネートというプラスチック樹脂を使ったハードタイプのスーツケースが主流です。ポリカーボネートは航空機の窓にも使われるほど耐久性の高い素材でありながら、非常に軽量という特徴があります。丈夫で軽い、機内持ち込みスーツケースを探している人にぴったりのおすすめ素材です。

機能性で選ぶ

スーツケースを選ぶ際に、その機能性に注目することも大事です。機内持ち込みスーツケースは特に、空港内や機内を持ち運ぶ場面が多いので、可動性の高いものをおすすめします。スーツケースにあると便利な機能を、下記にご紹介していきます。

〇4輪キャスター

360度回転できる4輪キャスターは、狭くて人が多い機内の通路を通るときも動かしやすくて便利です。さらにキャスターにストッパーが付いているタイプは、電車に乗って移動する際に動いていかないよう固定できます。

 〇拡張機能付き

ファスナーの開閉でスーツケースが広がる拡張機能は、荷物の増減に対応できます。

広げた状態で利用する場合は、その分サイズが大きくなってしまうので、規定をオーバーしないか確認しておく必要があります。

〇セキュリティ(TSAロック)

テロを警戒した手荷物検査が厳しいアメリカおよびカナダへの渡航には、TSAロック(TSロック)が付いたスーツケースが必要です。TSAロックは、空港検査官(TSA職員)が持っているマスターキーで解錠ができます。それ以外の鍵がかかっていると、怪しまれて鍵を壊して中身をチェックされます。近年ヨーロッパ諸国でもTSAロックを採用する国が増えていて、対応したスーツケースが多く販売されています。

機内持ち込みのスーツケースの一部には、TSAロックに対応していない商品も見られます。新しく購入する際はTSAロックが付いたものを選ぶと、どこの国へ行くのも安心です。

機内持ち込みスーツケースを選ぶには、まずはサイズを確認。そして機能性とデザイン性を見て、自分に合った素材から選びましょう。ぜひ参考にして、最適なスーツケースを見つけてくださいね。

機内持ち込みスーツケースの活用術

ここからは、機内持ち込みスーツケースを実際に使用する際の活用術を解説します。

機内持ち込みスーツケースに入れるもの

まず、機内持ち込みスーツケースに入れる荷物について見ていきます。

●      貴重品(現金・クレジットカードなど)

●      パスポート

●      航空券

●      電子機器(ノートパソコン、タブレットなど)

●      モバイルバッテリー

現金やクレジットカードなどの貴重品、パスポートと航空券など渡航時に必要な持ち物は、受託せず常に身に着けておく必要があります。これら貴重品や書類をスーツケースに入れて運ぶ場合は、取り出しやすい場所に入れるのがおすすめです。盗難防止のため鍵のかかるスーツケースを利用すると、安心できます。

ノートパソコンやタブレット、カメラなどの電子機器は、預け荷物に入れると盗難や破損の危険があります。そのほか高価なものも、機内に持ち込み自分の近くで管理することをおすすめします。

ノートパソコンやタブレット、モバイルバッテリーは手荷物検査のX線を遮ってしまうため、カバンから取り出してトレーに載せる必要があります。機内まで、取り出しやすい場所に保管しておくと検査がスムーズに進みます。

機内での発火事故の原因となり得るモバイルバッテリーは、特に取り扱いに注意が必要です。モバイルバッテリーは預け荷物に入れることができないので、機内へ持ち込みます。

多くの航空会社で、バッテリーの容量と個数が制限されています。国によっては、モバイルバッテリーはスーツケースに入れずに、異変にすぐ気づけるように座席の前もしくは足元で保管しなければいけません。バッテリーを持っていく場合は、渡航する国と航空会社の制限を事前に確認しておきましょう。

機内持ち込みスーツケースに入れられないもの

反対に、機内持ち込みスーツケースに入れられないものもあります。

●      100mlを超える液体

●      鋭利なもの(ハサミや工具)

●      凶器となるもの(バット、ゴルフ用品、武具など)

●      可燃物(マッチ、ライター)

●      高圧ガスを使用したスプレー缶

●      危険物(引火性液体、接着剤、漂白剤)

100mlを超える飲み物、化粧水、香水、歯磨き粉といった液体やジェル製品は持ち込めません。例外として、100ml以下の容器に移し替えて、さらに透明なジップロックに余裕を持って入れたものは、持ち込める場合が多いです。

カッターナイフ、ハサミ類といった刃物、バットやゴルフ用品、武具など人を傷つける凶器となり得るものは、機内へ持ち込みできません。これらのものは預け入れは可能なので、事前に航空会社へ確認の上、受託してください。

マッチやライター、チャッカマンなど可燃物は機内持ち込み、受託ともにできません。

同様に、ライター用の燃料のみや塗料、接着剤といった引火性のある液体にも注意してください。喫煙目的の使い捨てライターは1人1個まで、機内へ持ち込める場合があります。航空会社と渡航する国によって規定が変わるので、事前に確認をしておきましょう。

同じく引火性のある、ヘアスプレー、制汗スプレー、殺虫剤などのスプレー缶は機内へ持ち込みできません。化粧品、医薬品の部類で、1つあたり0.5kgもしくは0.5L以下、1人あたり合計2kg(2L)までの製品は持ち込み可能です。

機内に持ち込むべき荷物、持ち込めない荷物について解説しました。

特に受託手荷物を持っていかないような短期の旅行、国内線の利用時は、検査で引っかかって慌てないよう、事前に荷物の整理と確認を行ってください。

上手なパッキングの仕方

機内に持ち込める荷物が分かったところで、スーツケースを最大限に活用するための上手なパッキング方法をご紹介します。スーツケースのパッキングは、コツさえつかめば効率が上がり、旅がぐっと快適になりますよ。

  1. 衣類は空気を抜いて丸めるか圧縮袋を利用する

スーツケースの中の余分な空気はできるだけ抜いて、スペースを活用しましょう。

小さく丸められるTシャツ、靴下、下着類は、くるくる畳むと隙間なく詰められます。かさばる冬のセーターや分厚い衣類は、圧縮袋を使うとかなり容量を節約できます。

シワになりやすい、もしくはシワをつけたくないデリケートな衣類は圧縮するのは避けましょう。スーツケースに入れるのはあまりおすすめではありませんが、どうしても持っていく必要がある場合は、圧縮しすぎないよう軽く空気を抜いて、入れてください。

  1. 重い荷物が下に来るように先に入れる

スーツケースを立てたときに底側に来る部分に、化粧品や靴、食品などの重量のある荷物を入れましょう。隙間があると、立てて持ったときに、重力で自然と重いものが下へ移動してしまいます。最初から底側が重いと重心が安定し、スーツケースが転倒しにくくなります。

  1. 隙間を上手に活用する

大きくて重いものから入れて、その後できた隙間に丸めた靴下や下着、タオルなどを詰め込むという順番です。ポーチなど小さめの袋も活用しましょう。

ばらばらになりやすい小さい小物は、まとめて同じ場所に入れるとスーツケース内が整頓できるので、おすすめです。ぜひ実践してみてください。

機内持ち込み用スーツケース人気ブランド4選と売れ筋商品

いよいよ、気になる機内持ち込み用スーツケースの人気ブランドと、その売れ筋商品をご紹介します。前にも解説してきましたが、自分に合ったスーツケースを選ぶ上で重要なポイントは、次の4点です。

  1. 機内に持ち込めるサイズと容量を選ぶ
  2. 用途に合った素材のものを選ぶ
  3. 必要な機能で選ぶ
  4. 長く使えるデザイン性で選ぶ

これらのポイントを抑えて、産業革命以降トランクを使って旅する文化を育んできた、本場ヨーロッパ諸国発祥の人気ブランドを4つ取り上げます。ぜひ皆さんも、お気に入りのスーツケースを探してみてください。

グローブ・トロッター

グローブ・トロッターは、1897年に創業した英国発の老舗スーツケースブランドです。

機内持ち込み用スーツケースは、クラシックなデザインと「ヴァルカン・ファイバー」という独自の素材を使っていることが最大の特徴です。ヴァルカン・ファイバーは、木綿や木材繊維を原料とする紙を何層にも重ね、特殊な溶液で「加硫」処理を施すことで、軽くて丈夫に作られた素材です。一度手に取って見れば、紙からできているとは思えない耐久性に驚くことでしょう。

グローブ・トロッターの機内持ち込み用モデルは、「キャリーオン」や「スモールキャリーオン」といった名称で展開されています。キャリーオンだけでもたくさんの種類がそろっていますが、今回は特におすすめの7点をご紹介します。

1.メトロポリス キャリーオン - 4ホイール ブラック

創業128年目である2025年3月に発表された新商品で、ブランドの伝統と革新性を融合させた「次世代のグローブ・トロッター」といえるコレクションです。

「メトロポリス」は世界大都市のダイナミックな成長を表現していて、都会派の旅を意識して開発されました。今、大注目のシリーズです。

【特徴】

〇軽量アルミニウムフレーム

これまでのグローブ・トロッターが採用してきたヴァルカン・ファイバー製のボディに加えて、新しく開発された軽量アルミニウムフレームが使われています。従来の木製フレームから刷新されたアルミニウムフレームによって、軽量化を実現しています。

〇ジップインライニング

ブランド史上初めてジップインライニング(ファスナー付きの内装)が導入されました。これにより荷物の整理がしやすくなり、移動中の荷物の出し入れがスマートに行えるといううれしい声が多く届いています。

〇360度回転ホイール

グローブ・トロッターは、創業当時のスタイルを重視してきたため、2輪のスーツケースが主流でした。今回の「メトロポリス」シリーズでは、デザイン性にも優れたオリジナルハブキャップ付きの360度回転ホイールが搭載されています。スーツケースを垂直のまま、スムーズに移動ができ、狭い場所での方向転換が可能になりました。新しい技術と利便性を追求する人に、特におすすめです。

〇TSA(TS)ロック

キャリーオンサイズの4輪スーツケースとして、初めてTSA認証ロックが標準で搭載されました。セキュリティが強化されたことで、世界各国へ安心して旅行できます。

【製品仕様】

メトロポリス

キャリーオン

外寸

本体サイズ

容量

4ホイール

W42 × H56 × D21cm

W38 × H49 × D21cm

34L

 

キャリーオン - 4ホイール ブラック

2. サファリ キャリーオン - 4ホイール、2ホイール

グローブ・トロッターのサファリシリーズは、1920年代のアフリカ旅行にインスパイアされた、クラシックで冒険的な雰囲気が特徴のコレクションです。ボディはサファリをイメージするようなアイボリー、コーヒーブラウンといったアースカラーが中心。素材は、特殊加工を施した紙を何層も重ねて作られた「ヴァルカン・ファイバー」が使用されています。

コーナー部分とハンドル、ストラップには、着色のないベジタブルタンニンを使ったナチュラルレザーを採用。軽量かつ丈夫で、使い込むほどに色みの変化を楽しめるのが魅力です。

キャリーオンは4輪と2輪の2種類と、2輪には通常よりもさらに小さい「スモールキャリーオン」があります。

4輪のキャリーオンはホイールの分少し重さがありますが、360度方向転換が可能で狭い機内でもスムーズに移動できます。一方、2輪のモデルは軽量で安定した動きを求める人におすすめです。

【製品仕様】

サファリ

キャリーオン

外寸

本体サイズ

容量

4ホイール

W42 × H56 × D21cm

W38 × H49 ×D21cm

34L

2ホイール

W58 × H42 × D21cm

W53 × H37 × D17cm

34L

 

キャリーオン - 4ホイール

キャリーオン - 2ホイール

3-1. センテナリー キャリーオンオックスブラッド - 4ホイール、2ホイール

センテナリーシリーズのキャリーオンは、グローブ・トロッター創業100周年を記念して作られた、グローブ・トロッターを代表するコレクションです。ボディをぐるっと一周する2本のレザーストラップが、センテナリーシリーズのデザインの特徴です。ほかにはないエレガントな雰囲気で、これを使って旅行へ行くのが楽しみになりますよ。

ブラックやネイビー、レッド、アイボリー、グリーンなど、多彩なボディカラーとレザーの組み合わせから選べます。自分好みの色を選んで楽しめる点も人気の理由です。あなたなら、どの色を選びますか?

中でも人気色は、オックスブラッド。ワインレッドやバーガンディに似た、高級感のある深みを持つブラウンにも近い落ち着いた赤色です。

【製品仕様】

センテナリー

キャリーオン

外寸

本体サイズ

容量

4ホイール

W42 × H56 × D21cm

W38 × H49 × D21cm

34L

2ホイール

W58 × H42 × D21cm

W53 × H37 × D17cm

34L

 

キャリーオン - 4ホイール オックスブラッド

キャリーオン - 2ホイール オックスブラッド

3-2. センテナリー キャリーオングリーン - 4ホイール

同じくセンテナリーシリーズの人気色、グリーンをご紹介します。「フォレストグリーン」と表現される、深みのある落ち着いた濃い抹茶のような緑色です。

クラシックなブラウンのレザーストラップやコーナー、ゴールドの金具の組み合わせが非常に人気があります。まさにグローブ・トロッターを代表する、上品で個性的な雰囲気が際立ったスーツケースです。

 

キャリーオン- 4ホイール グリーン

4. オリジナル キャリーオン-4ホイール ネイビー

1897年の創業当時から変わらない、ヴァルカン・ファイバー製のシンプルで美しいスクエアフォルムが特徴です。125年以上の間変わらずに英国工房で職人によって手作りされ、伝統的な構造を継承している、グローブ・トロッターの原点ともいえるシリーズ。余計な装飾を排したミニマルなデザインは、時代を超えて愛されています。

クラシックなスタイルを保ちつつも、機能性を備えたモデルとして創業当時から不動の人気を誇っています。コーナーには黒レザー、クローム仕上げの金具を採用し、ストラップやそのほかの装飾は省いたシンプルな美しさが際立つデザインです。装飾を最小限にすることで、ブランドシリーズ内でもっとも軽量なモデルを実現しています。

空や海を連想させる深みのあるネイビーは、このオリジナルコレクションシリーズのアイコンカラーとして親しまれています。ほかにも、ブラックとブラウンの落ち着いたカラーも人気です。

【製品仕様】

オリジナル

キャリーオン

外寸

本体サイズ

容量

4ホイール

W42 × H56 × D21cm

W38 × H49 × D21cm

34L

 

キャリーオン-4ホイール ネイビー

ブリックス

ブリックスは1952年にイタリア・ミラノで創業された、スーツケースブランド。イタリアらしいエレガントなデザインと、実用性の高さを両立させているのが大きな特徴です。

ブリックスのスーツケースは、ファッション性の高さから単に荷物を運ぶだけでなく、旅のスタイルをワンランクアップさせるアイテムとしても高く評価されています。デザイン性と機能性の両方を重視する人におすすめです。

1. BELLAGIO3(ベラージオ3) スーツケース 40L 89221/

BELLAGIO3(ベラージオ3)は、クラシックなデザインと次世代的な機能を融合させたスーツケースシリーズです。機内持ち込みサイズとして、40Lのモデルがおすすめです。

ボディは軽量なポリカーボネート製、本体シェルと同色のヘリンボーン柄の裏地が使用されており、細部までこだわったデザインが特徴です。この裏地は取り外して洗濯もできるので、汚れが付いてしまっても大丈夫。フロントのベルトやコーナーにあしらわれたイタリアンレザーが、クラシックな雰囲気とオリジナリティを出してくれます。

フロントポケット付きモデルは、PCなどを入れるビジネス用としても便利です。さらに拡張機能付きモデルは、広げた際に+7Lも容量を増やせます。

【製品仕様】

 

外寸

容量

BELLAGIO3

W38 × H55 × D23cm

40L

BELLAGIO3 フロントポケット40

W38 × H55 × D23/拡張後27cm

40L/拡張後47L

 

2. CAPRI 2(カプリ2) スーツケース 89131/BRK28027

イタリアを代表するスーツケースブランド、ブリックスは現在ヨーロッパ、アメリカ、アジアなど世界40カ国以上で展開されており、グローバルなブランドとして認知されています。日本国内では、エース(ACE)が正規代理店として販売から購入後のサポートまでを行っており、安心して購入できます。

CAPRI 2(カプリ2)は、ブラック、シルバー、ブルーと落ち着いたトーンのカラーバリエーションで、大人の旅にふさわしい上品な印象を与えます。本体はドイツ製ポリカーボネート、持ち手の部分には上質な牛革(イタリアンレザー)が使われています。高級感あふれるデザインと実用性のバランスが取れた人気シリーズです。

キャスター部分は、日本のHinomoto(ヒノモト)社のダブルホイール(双輪キャスター)を搭載。360度回転する動きやすさと、静かで滑らかな走行が特徴です。

【製品仕様】

CAPRI 2(カプリ2) スーツケース

外寸

容量

4ホイール

W38 × H55 × D23cm

45L

 

デルセー

デルセーは、1946年にフランス・パリで創業された老舗スーツケースブランドです。ブリックス同様に、デザインと機能性の両方を追及した使いやすいスーツケースがそろっています。デルセーのスーツケースは、フランス生まれの美しいデザインを重視しながらも、安全性や機能性にも妥協しないブランドとして、多くの人から支持されています。

1. CHATELET AIR 2.0 機内持ち込み - S (55cm)

フランス生まれのエレガントなデザインと、高い機能性を両立させたデルセーの人気シリーズです。

ボディには、衝撃に強く、軽量なポリカーボネート素材が使われています。さらに、傷が目立ちにくいエンボス(凹凸)加工が施されているため、美しさを長く保つことができます。

ボディの色は、どんな場面にもなじみやすい深みのあるチョコレートがおすすめ。

内装には高級感のあるアプリコットカラーの生地が採用されており、開いたときもおしゃれなアクセントカラーが楽しめます。さらに内部には調節可能なストラップ付の仕切りやポーチ(ランドリーバッグやシューズバッグ)が付いていて、細かい荷物の整理を助けてくれます。

機能にも十分こだわっていて、静かで滑らかに動く4つのダブルスピナーホイールを搭載しています。スーツケース底部にはUSBソケットを内蔵。モバイルバッテリーを収納できるポケットに収めれば、移動中でもスマホなどの充電が可能です。

さらにデルセーのSECURITECH® 2(特許ジッパー)は、従来のジッパーに比べて約3倍もの耐侵入性を誇る高セキュリティ仕様です。二重のコイルが重なったファスナーで、ペンを使って穴を開けられないようになっています。これで盗難対策も万全です。

頻繁な開閉や荷物の詰め込みすぎが原因で、ファスナーが破損した経験はありませんか? デルセーの特許取得済みジッパー、SECURITECH® 2は強度の高い素材と構造で、ファスナーの耐久性自体が大幅に向上しており、破損を防ぎます。

【製品仕様】

CHATELET AIR 2.0

外寸

容量

4ホイール

W35 × H55 × D25.5cm

38L

 

2. SECURITIME ZIP 機内持ち込み - S(55cm)/拡張機能

SECURITIME ZIP(セキュリタイムジップ)はその名にもあるとおり、高いセキュリティ性能に特化したスーツケースです。

デルセーが特許を取得した独自の二重ファスナーシステム、Zip SECURITECH® 2とTSAコンビネーションロックを搭載。ファスナー部分の引手は、標準の3倍もの強度があるといわれており、耐久性もバツグンです。

特に機内持ち込みサイズのスーツケースは、短期の旅行や出張で安全かつ快適に移動したい人におすすめです。

ボディの素材は100%ポリカーボネートが使われており、軽量でありながらも衝撃に強く、耐久性に優れているのが最大の特徴です。シンプルなメタリック調のデザインが目を引き、都会的な洗練されたイメージを与えてくれます。

ジッパーを開けることで、容量が増える拡張機能が付いていて、旅先で荷物が増えても安心です。

【製品仕様】

SECURITIME ZIP

機内持ち込み

外寸

容量

4ホイール

W35 × H55 × D25cm

42.88L+5.14L

 

3. TURENNE 2.0 55 4DW CAB TR BUSI 機内持ち込み

ビジネスでの出張や機内持ち込み用として設計された、機能性を重視したスーツケースです。ボディには軽量かつ耐久性に優れた100%ポリカーボネートを使用していて、適度な硬さとマットな見た目が大人のビジネスにぴったりな雰囲気です。

ビジネスでの使用を意識した便利な機能が多数備わっており、例えばPCや書類を入れられるフロントポケットや、移動しながら充電できるUSBポートが内蔵されています。

【製品仕様】

TURENNE 2.0 55 4DW CAB TR BUSI

機内持ち込み

外寸

容量

4ホイール

W35.5 × H56 × D24cm

42.47L

 

リモワ

リモワは1898年にドイツ・ケルンで創業した、世界的に有名なスーツケースブランドです。アルミニウム製のスーツケースがリモワの原点で、重厚な質感が特徴です。スーツケースは何度も使い込むほどに傷やへこみがつきますが、適度な傷を「旅の歴史」として楽しみたい人に支持されています。

2000年には、世界で初めてポリカーボネート製のスーツケースを採用したことで注目されました。ポリカーボネート製のスーツケースは今や主流といえますが、従来のアルミニウム製に比べてとても軽量で、衝撃に強く、豊富なカラーバリエーションが魅力です。

1.Originalキャビン

リモワのブランドを象徴する、一番人気のアルミニウム製スーツケース。

航空機にも使用される高品質なアルミニウム合金を使用しており、高い耐久性を誇ります。

リモワのアイデンティティともいえる、特徴的な縦の溝(グルーヴ)が刻まれています。

伝統的でシンプルなデザインは、旅行はもちろんビジネス用としても使いやすいのが魅力です。一方で、アルミニウム製はポリカーボネート製に比べるとやや重く、傷やへこみが目立ちやすいという側面もあります。

内装はシンプルで、荷物の量に合わせて高さを調節できる仕切りが両面に備わっています。ジッパー付きのネットポケットもあり、小物類の収納に適しています。

ホイールは独自開発のRIMOWA Multiwheel®システムにより、360度回転できる4つのボールベアリング付きダブルホイールを搭載しています。スムーズで安定した移動が可能です。

ヨーロッパ仕様のOriginalキャビンと、日本の航空会社でも機内持ち込みが可能なサイズの小さめのOriginalキャビンSがあります。

【製品仕様】

 

外寸

容量

Originalキャビン

W40× H55 × D23cm

35L

OriginalキャビンS

W40× H55 × D20cm

31L

 

2.Hybridキャビン

Hybrid(ハイブリッド)キャビンはリモワの代表的な素材であるアルミニウムと、軽量なポリカーボネートの異なる素材を組み合わせているモデルです。

ボディには、軽さと耐久性を兼ね備えたポリカーボネートをメインに使っています。先にご紹介したOriginalシリーズのアルミニウム製スーツケースに比べて、軽量化を実現しています。

衝撃を受けやすいコーナー部分や、開閉部分のフレームには従来のアルミニウムが使用されています。リモワの原点であるアルミニウムも残しつつ、より軽量化するための工夫が施された次世代の商品です。

開閉方式は「Original」シリーズと同じフレーム式で、セキュリティ面でも安心です。

【製品仕様】

 

外寸

容量

Hybridキャビン

W40× H55 × D23cm

37L

 

まとめ

機内持ち込みスーツケースについて、サイズと重量の規定や選び方のポイントを解説しました。機内に持ち込める荷物と持ち込みが禁止されている荷物があるので、空港でスムーズに検査が進むよう、事前に確認をしておきましょう。

航空会社によっても、異なる規定が設けられている場合があります。本記事を参考に、必ずご自身でも、航空会社が出している最新情報を調べるようにしてください。

機内持ち込みスーツケースのおすすめ売れ筋商品も、4つのブランドごとに取り上げました。気になるものは見つかりましたか? お気に入りのスーツケースで、素晴らしい空の旅を楽しんでください。