スーツケースでの旅行や出張で気になるのが、表面につく汚れ。
特に白いスーツケースは汚れが目立ちやすく、なんとか防止できないかと悩む方も多いのではないでしょうか?
実は、スーツケースの汚れは、使用中だけでなく、保管中の環境によってもついてしまうことがあり、日頃の対策と定期的なお手入れが大切です。
本記事では、スーツケースの汚れを防ぐための方法から、使用後のお手入れの仕方、おすすめのスーツケースやカバーまで、詳しく解説します。
スーツケースの汚れを防止するもっとも有効な方法は、表面を覆って保護することです。
そもそも、スーツケースが汚れるのは、主に以下のようなものが付着することが原因です。
● 空港のベルトコンベアや搬送機械の汚れ
● 貨物室内のほかの荷物の汚れ
● 荷物を置いた場所の床面の汚れ
● 移動中の水滴や泥はね
● 街中の砂ぼこりや細かなゴミ
水滴や砂ぼこり程度であれば、拭いてさっと落とせることも多く、防水スプレーを吹きかけておくことで防げる場合もあるでしょう。
しかし、空港の機材やほかの荷物からついた汚れは落ちにくく、表面をしっかり守るなら、「スーツケースカバー」の利用がもっともおすすめです。
空港のラッピングサービスも保護手段として有効ですが、カバーなら一度購入すれば繰り返し使える上、ほかにもいくつかのメリットがあります。
スーツケースカバーを利用すると、コスト面だけでなく、以下のようなメリットがあります。
● 汚れだけでなく傷も防げる
● 雨やほこりからも守れる
● 荷物の取り違えを防止できる
● 盗難防止にもつながる
以下でそれぞれ詳しく解説します。
スーツケースカバーを使えば、汚れだけでなく表面の傷も防ぐことができます。
特に、飛行機の利用があると、荷物が雑に扱われたり、搬送中に荷物同士がぶつかったりして、擦れや衝撃は避けられません。
カバーをつけておけば、衝撃を和らげられ、表面が削れたり塗装が剥がれたりするのを防ぎやすくなります。
雨の日や砂ぼこりの多い場所での移動では、スーツケースカバーを使うことで水ぬれや汚れを防げます。
特に、布製のスーツケースは水が染み込みやすく、細かな砂ぼこりやチリが繊維の奥まで入りやすいため、表面だけでなく中の荷物までダメージを受けてしまうことがあります。
ハードタイプのスーツケースでも完全防水ではないことがあるため、雨や雪が多い地域ではカバーをつけておくと安心です。
スーツケースカバーは、自分の荷物の目印になり、取り間違いの防止にも役立ちます。
シンプルな単色使いやスケルトンタイプ、柄物やキャラクターが描かれたものまで、スーツケースカバーはデザインのバリエーションが豊富です。
個性的なデザインのものを選べば、スーツケースを自分らしくカスタマイズできるだけでなく、自分の荷物を見つけやすくできます。
黒やグレー、ネイビーなどの定番カラーや、人気ブランドのスーツケースを使っている場合は、ほかのスーツケースに紛れないようケースをつけておくのがおすすめです。
スーツケースカバーは、盗難の抑止効果を期待できるアイテムでもあります。
目立つデザインのカバーであれば、注目を浴びやすいため、窃盗犯が手を出しにくくなる効果を期待できます。
また、ロック部分を隠せるカバーであれば、鍵のタイプの判別を難しくすることで、狙われるリスクを下げられるでしょう。

スーツケースカバーを使用する際は、サイズの合ったものを選び、正しく装着することが大切です。
サイズが合っていなかったり、留め具をきちんと使えていなかったりすると、輸送中に外れてしまうことがあります。
外れにくさを重視するなら、面ファスナー式よりも、ケースにかぶせるタイプやファスナーの開け閉めで着脱するタイプを選ぶのがおすすめです。
また、ケースカバーは素材により保護力が異なります。下記を参考に、用途に合わせた素材のものを使うようにしてみてください。
● ナイロン・PVC
水や汚れを弾き、軽い擦れからの保護にも最適。雨の日の使用にも便利。
● ポリエステル
耐久性があり、汚れを防ぐだけでなく、スーツケースにかかる衝撃を和らげる。
● スパンデックス
伸縮性があり、スーツケースにぴったりフィットしやすい。使わないときはコンパクトに収納できる。
スーツケースを汚れから守るには、定期的なメンテナンスも欠かせません。
以下でお手入れのポイントをチェックしましょう。
まず大切なのが、使用後のスーツケースのクリーニングです。
使用後の汚れをそのままにしておくと、ボディ表面に汚れが定着して落ちにくくなったり、カビが発生しやすくなったりします。
以下を参考に使用後のお手入れをしてみてください。
1. 全体の汚れを拭き取る
全体を柔らかな布で拭き掃除します。落としにくい汚れは、少量の中性洗剤を混ぜたぬるま湯を使い、優しく拭き取りましょう。
2. 頑固な汚れを取り除く
ハードタイプのスーツケースで頑固な汚れがある場合は、消しゴムやメラミンスポンジを使ってみましょう。素材によっては表面を傷つけてしまうこともあるため、力加減には十分注意してください。
布製のスーツケースなら、掃除機を使って表面のチリやほこりを取り除くのもおすすめです。
3. キャスターの隙間を清掃する
キャスターはタイヤ部分を拭くだけでなく、隙間に挟まったゴミを丁寧に取り除きましょう。
4. 内部の湿気を取り除く
荷物をすべて出した後はすぐにしまわず、スーツケースを開いたままにして、中をしっかり乾燥させてから片付けましょう。
スーツケースの保管中は、カビに注意が必要です。
収納環境によっては、内部に湿気がたまり、カビが発生することがあります。
風通しのよい場所に収納するか、定期的な清掃や空気の入れ替えで、カビの発生を防ぎましょう。
乾燥剤や炭入りの消臭剤をスーツケースに入れておいたり、除菌スプレーを使って全体を軽く拭いたりするのも効果的です。
ハードタイプのスーツケースは、素材によっては紫外線に反応して黄ばみが出ることがあります。
白やアイボリーのスーツケースは汚れや黄ばみが目立ちやすいと思われがちですが、実際は、黒やネイビーなどの濃い色でも見た目に影響が出ています。
光沢が失われたり、表面がうっすらくすんだりするため、直射日光の当たらない場所で保管することが重要です。
保管の際のひと工夫としてスーツケースカバーをつけておくと、外装の保護になり、汚れと併せて変色を防止できます。
ここまで汚れを防止する方法をご紹介してきましたが、スーツケースを使っているとどうしても外装に汚れや傷がついてしまうものです。
こまめなお手入れも重要ですが、初めから汚れの目立ちにくいスーツケースを選んでおくと、使用のたびに汚れを気にしすぎる必要がなくなり、ストレスも軽減できます。
カラーと素材の2つのポイントから、汚れの目立ちにくいスーツケースの選び方について見ていきましょう。
汚れが目立ちにくいカラーでスーツケースを選ぶなら、以下の分類を参考にしてみてください。
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カラー |
特徴 |
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グレー / シルバー |
汚れや擦れ、傷跡が比較的目立ちにくい |
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シャンパンゴールド |
黄ばみが目立ちにくく、上品な印象になりやすい |
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ネイビー / ブラック |
汚れや傷が目立ちにくく、落ち着いたカラーでビジネスシーンにもなじみやすい |
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ボルドー |
汚れが目立ちにくく、大人な印象でフォーマルなシーンにもなじむ |
色が無難になりすぎると感じられる場合は、ステッカーやラゲッジタグをつけてアレンジすると個性を出しやすくなります。
また、上記以外のカラーでも、マット加工やエンボス加工を施したものなら、光の反射を抑えられる分、傷や汚れが目立たなくなります。
柄物も汚れを目立ちにくくする効果があるため、好みに合わせて色や柄を選んでみましょう。
スーツケースのボディの素材に注目し、汚れが落ちやすいタイプを選ぶのもポイントです。
布製のスーツケースでは、汚れが染みてしまい落ちないこともあるため、メンテナンス性で見るならハードタイプのスーツケースがおすすめです。
ハードタイプの主な素材の特徴については、以下を参考にしてください。
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素材 |
特徴 |
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ポリカーボネート |
表面が滑らかで水や油を弾きやすく、比較的汚れを落としやすい。耐衝撃性が高く、軽量。 |
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ABS樹脂 |
表面が滑らかで水や油を弾きやすく、比較的汚れを落としやすい。軽めで、低価格。 |
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アルミ合金 |
指紋汚れは目立ちやすいが、拭いて落とせることが多い。重さが出やすく、長く使うとくすみが出やすい。 |
素材ごとに、耐久性や重さなどに関わる特徴もあるため、機能面とのバランスを見て選ぶことが大切です。

スーツケースの汚れや傷が気になるなら、素材だけでなく、表面の仕上げ方や素材特性に注目して製品を選ぶのもポイントです。
グローブ・トロッターのスーツケースは、丈夫で軽量なヴァルカン・ファイバーをボディに使用しており、使っていくほどにその表情が変化していくのが魅力の一つです。
コーナーやストラップに利用しているレザー部分は、使い込むほどに色みや質感に深みが増し、多少の使用感も「味」として楽しめるため、旅を重ねながら自分だけの1台に育てていけます。
そんなグローブ・トロッターのコレクションから、おすすめのスーツケースと専用のスーツケースカバーをご紹介します。
グローブ・トロッターの「サファリ」コレクションは、ブランドを象徴するシリーズの一つ。
深みのあるブラウンにナチュラルレザーのコーナーとストラップを組み合わせた「ブラウン/ナチュラル」は、カラーコントラストが美しいモデルです。
コーヒーブラウンのボディは汚れが目立ちにくく、使用とともにレザーの風合いが変化していくのを楽しめます。
「キャリーオン」は1~3泊の旅行に適した小型サイズです。専用の「キャリーオン - 2ホイール」のケースカバーを合わせれば、大切なケースを汚れや擦れから保護できます。
「サンモリッツ」コレクションの「ネイビー/ネイビー」は、ネイビーのベースカラーにシルバーの金具と赤のステッチやハンドルが映えるデザイン。
汚れが目立ちにくい落ち着いたカラーでありながら、赤の差し色がアクセントとなり、ほかのスーツケースでは出せない個性を表現できる1台です。
ほかのモデル同様、熟練の職人が英国の工房で1点1点丁寧に仕上げており、細部へのこだわりが感じられる上質な仕上がりとなっています。
5~7日の旅行に適した「ミディアムチェックイン」のスーツケースには「ミディアムチェックイン - 2ホイール」のケースカバーが対応しています。ハンドルやロック部分が開口しているため、鍵まわりの操作や持ち運びもスムーズです。
豪華列車「オリエント急行」からインスピレーションを受けて誕生した「オリエント」コレクションは、ボディに漆加工を施したモデルです。
シックな色みでありながら、艶やかな光沢を持つボディに、バーガンディカラーのストラップやコーナーがよくなじみ、上品で豪華な印象を与えます。
トロリーハンドルは背面に隠れるように収納が可能で、シルエットにまでしっかりこだわった構造です。
こちらのモデルは4輪タイプで小回りがきき、1週間程度の旅の荷物もスムーズに持ち運びできます。
「ミディアムチェックイン - 4ホイール」のスーツケースカバーをかければ、飛行機の預け入れ荷物にしたときも、しっかり表面を保護できます。
英国・コッツウォルズの秋の景観から着想を得た「コッツウォルズ」コレクションも、見た目の美しさにこだわる方におすすめのシリーズです。
「ブラウン/オレンジ」は、ボディが落ち着いたブラウンカラーで、使用感が目立ちにくいモデルです。
レザーストラップには、バスケット編みを模した型押し加工が施され、ホリデーオレンジのレザーパーツがアクセントとなることで、個性あるデザインに仕上がっています。
14泊の旅行にも対応可能な「ラージチェックイン」のスーツケースには、「ラージチェックイン - 4ホイール」のケースカバーがぴったり合います。コットンのような独特の風合いを持つウールネックス生地が使用されており、通気性に優れ、ダブルジッパーで着脱も簡単です。
コッツウォルズ ラージチェックイン - 4ホイール ブラウン/オレンジ
グローブ・トロッターの保管庫から発見されたデザインをもとに誕生した「センテナリー」コレクションは、控えめなカラーから鮮やかなカラーまで展開が豊富なシリーズです。
「ネイビー/ネイビー」は、濃いボディカラーで使用感を抑えられるモデル。ボディをぐるりと一周するストラップのデザインが特徴で、ほかのスーツケースとは一線を画す、個性あるたたずまいを楽しめます。
「エクストララージトランク」は船や列車の旅に使われていた大型トランクをイメージしたもので、約100Lの容量は2週間程度の旅行に必要なものをたっぷり収納可能です。
「エクストララージトランク - 4ホイール」のケースカバーを使用すれば、ケースの美しいたたずまいを、購入時に近い状態で長く保つことができます。
スーツケースの汚れ防止には、表面をしっかり保護できるスーツケースカバーの利用がもっとも効果的です。
しかし、ケースの見た目を清潔に保ち、長く使えるようにするには、使用後の清掃や日々のお手入れも欠かせません。
表面だけでなく、カビやほこりによる内部の汚れにも注意し、保管中の対策を行いましょう。
必要に応じて汚れの目立ちにくいスーツケースの利用も検討しつつ、ケースカバーを活用した汚れ対策とお手入れの両方を実践して、スーツケースでの旅行を快適に楽しんでください。
