ケーススタディ:サファリコレクション

04 Aug 20

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ケーススタディ:サファリコレクション
グローブ・トロッターのコレクションの背景にあるストーリーを探るシリーズ。
今回は時代を超えても なお 新しいグローブ・トロッターの定番、サファリです。


ブランドが生み出した商品が、その魅力と人気ゆえに、ブランドの象徴になることがあります。

例えばオメガのスピードマスター。

宇宙飛行士のミッションにも同行した高性能なモデルです。

あるいは、クリスチャンルブタンのパンプス。
ブラックのアッパーとのコントラストが印象的なレッドのソールはヨーロッパで商標登録されており、ひと目でルブタンであることが分かります。

そしてグローブ・トロッターには、そう、サファリがあります。

数あるコレクションの中でもサファリのトラベルケースは、グローブ・トロッターの代表作として20年近くにわたって愛されてきました。

ボディのアイボリーやブラウンとライニングの色は、言うまでもなくアフリカのサファリをイメージしたもの。

同時に、グローブ・トロッターのすべてのトラベルケースに込められた冒険を愛する心を象徴したものでもあります。

多くのイギリス人探検家が活躍した1920年代を彷彿とさせるスタイルは、当時の探検家たちのスタイリッシュな冒険への敬意を表現しつつも、現代の旅行者の厳しい審美眼に合わせてアップデートしています。

カラーは2色。

自然の色を生かしたナチュラルレザーのコーナーとストラップのシックなコントラストでサファリの野性味を表現しつつも、粗野なクロコダイルハンターのイメージとは一線を画す、深みのあるブラウン。

一方、アイボリーホワイトの誕生は1920年代後半までさかのぼります。
2001年にコアコレクションモデルの一つとしてスタイルがアップデートされ、復刻。

登場とともに一気に人気を博したサファリは、現在もグローブ・トロッターを象徴するモデルになっています。

 

多彩なアイテムがそろったコレクション

サファリコレクションと言えばスーツケースが有名ですが、アイテムの数でも他のコレクションを凌駕しています。

18インチの小型の旅行ケースから30インチの長期旅行用ケースまで、すべて2色展開。

さらに、アタッシェケース、ヴァニティケース、ザ・ロンドン・スクエア、ウォッチケースやジュエリーケースなど、数々の魅力的なアイテムも用意しています。

時代を超えたスタイル

色のトレンドは移り変わるものですが、サファリの深いブラウンと、シンプルなデザインは、流行に左右されない品格とエレガンスを備えています。

そのため、都市での短期滞在からケニアのサファリでの長期休暇まで、あらゆる旅行に適しており、しかも年月を経て使い込むほどに味わいを増していきます。

グローブ・トロッターのデザイナー、シャーロット・セドンは、
「サファリコレクションの特徴は、いつの時代にも洗練を感じさせる色合いと、自然のままの優しい風合いを生かしたレザートリムですが、まさにそれが人気の理由だと思います。新品のときは明るい色のレザーが、使っていくうちに深みのある色に変化していき、ひとつひとつ異なる表情を持つようになります。アイボリーのケースはブラウンのものより傷が目立ちますが、そうした傷も、大切な冒険の思い出だと思います」
と語っています。

サファリコレクション一覧を見る

 

 

グローブ・トロッターがおすすめする サファリを持って出かけたい旅行先3選

 

ジラフマナー(ケニア)

Photos courtesy of Giraffe Manor

「キリンの邸宅」という名のホテル、ジラフマナーに宿泊したら、フレンドリーで、いささか騒々しい住人と一緒に写真を撮ることをお忘れなく。

住人と言っても、動物ですが……

1932年に建設された邸宅をスタイリッシュなブティックホテルに改装し、アフリカ有数の高級リゾートとして注目を集めているホテルです。

動物とともに目覚めたり、動物と(極めて)身近に触れ合うことが好きな人に、特にお勧めします。

www.naturalworldsafaris.com

 

ライオンサンズ(南アフリカ、サビサビ)

Photos courtesy of Lion Sands

ライオンサンズは、有名なクルーガー国立公園に隣接し、サビ川に沿って広がる私設の動物保護区です。

保護区内には、限られた数の豪華なロッジ(プライベートプールやバトラーサービスが付いています)や、壮大な大自然に囲まれて星空の下で眠ることができるラグジュアリーなツリーハウスがあります。

https://www.more.co.za/lionsands/

 

ポートリム野生動物公園(イギリス)

Photos courtesy of Port Lympne Reserve

この夏は長距離フライトを避けたいと考えているなら、イギリス国内で究極のサファリ体験ができるポートリム野生動物公園でのステイケーションもお勧めです。

緑豊かなケント州にある2.5キロ平方メートルの敷地の中に、ライオン、トラ、ゴリラのほか、イギリス最大のクロサイの群れなど900頭もの動物が生活しています。

ラグジュアリーなホテルの客室では、床から天井まで届く大きなガラス窓を通して、動物たちと対面することもできます。

https://www.aspinallfoundation.org/port-lympne/

 


 

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